フィルムカメラが想像以上に楽しくてハマっています。
ずっとデジタルで撮っていたぼくがフィルムを始めた理由は「デジタルカメラ全盛の時代に、フィルムで写真を撮るぼくなりの意味。」で書きましたが、デジタルと違って1つのカメラで様々な映像素子(フィルム)の写真を楽しめるのもフィルムカメラの楽しみの1つ。
前回はFUJIFILMの業務用フィルム ISO400を使って撮影しましたが、今回はFUJIFILMのプロフェッショナル用フィルムPRO 400Hを入れて撮影してみました。
今回もカメラはPENTAX A3 DATEにSMC PENTAX FA 28-70mm F4 ALの組み合わせ。早速撮影した写真をご紹介します。
Scene1 – 都心、夏の日
まずは夏らしい快晴の日に撮影。光がたっぷりある日中はしっかりと絞り込んで撮影できるのでパキッとした描写になります。
青みが強く出ると聞いていたPRO 400H。まだ他のフィルムとの違いは分かりませんが、この写真のビルの窓なんかは青が特徴的な気がします。
この写真はF8で撮影。本当はもっと開放よりで背景をボカしたかったんですが撮影時にちょっとまごついてしまいました。
構図・ピント・露出をもっと素早く合わせられるようにしないとなぁ。まずは露出感覚をもっと磨きたい。
Scene2 – 横浜の海岸沿いを歩く
仕事で横浜の方へ行く予定があったので、帰りに海岸沿いを歩きながら撮影。この日も暑かったですがときおり海から吹く潮風が気持ちよかったです。
デジタルと違いサッとカメラを取り出して撮るということがまだできないので、撮りたい画をイメージしたら必然的にシャッターチャンスを待つというスタイルでの撮影になります。
時間はかかるけどじっくりと構えてシャッターを切るのは新鮮で楽しい。
みなとみらいの街をマジックアワーで撮影したつもりですが、暗くてちょっとノイジーになってしまいました。もっとISO感度が高いフィルムの方がいいのかな。
Scene3 – 中目黒夏まつり
最後は家の近所の商店街でやっていた夏まつり。ちょうど商店街で阿波踊りが行われていました。
絞り開放でもシャッターが1/30になってしまう暗さの中、練り歩く踊り子さんをMFでブレずに撮影するのはやはり難しく、失敗を連発してしまいました。唯一まともに撮れたのがこのあたりの写真。
思いっきりピント外してしまったやつ。
これはもう少し明るかったら良い雰囲気だった気がする。
夜のざらっとしたフィルムの写りも好きなので、明るめの単焦点レンズを買って夜のスナップとかしたいなぁ。
全然上手く撮れないけど楽しい
今回は朝・夕・夜といろんなシーンで撮影してみましたが、それぞれのシーンで学びがあります。フィルム1本36枚撮りで半分くらいがミスショットですが、そんな結果を見ながら次に活かしていくという繰り返しは楽しいですね。
「これはめっちゃ良いのが撮れたぞ…!」と勇んで現像に出したものの見たら全然ダメでガッカリ、みたいに普通に期待を裏切られるのが悔しい…!笑
練習あるのみだと思うので、今はとりあえずたくさん撮ってフィルムの扱いに慣れたいと思います。使っているPENTAXにAcruのハンドストラップも付けたので、もっと持ち出して使ってやろうと思います!