ずっとDRESS CODE.を読んでくれている方は知っているかもしれませんが、ぼくは服の持つ要素の中でも特に素材が好き。
1つの服は色・柄・シルエットなど様々な要素が組み合わさって構成されますが、昔からなぜか素材に強く惹かれることが多いです。服屋さんに行っても基本的に端から素材感をチェックする習性があります。
生産工程などのバックグラウンドに多様な個性があったり、同じ服でも素材を変えるだけで光沢やハリ感、ひいてはその服全体のイメージがガラッと変わったりと、素材って洋服の中でも大きなポテンシャルを持っていると思うんですよね。
同じ色味の服でも素材が違うことで、コーディネート全体を俯瞰的に見たときに僅かな色の違いを感じる。そんな素材のグラデーションをコーディネートで表現するのがぼくは好きだったりします。
2017/9/18の服装
- Shirt:tim.
- Pants:UNIQLO
- Shoes:J.M.Weston
- Glasses:MYKITA
- Watch:DAMUE Custom G-SHOCK GD
台風一過で30度を越す酷暑の今日は、半袖シャツで完全に夏服モード。
上下とも濃紺のアイテムですが、光沢感あるtim.のナイロンプルオーバーシャツにデニムパンツを合わせて素材の違いを強調。シャツはトップボタン意外は比翼仕立てで、襟もかなり小さめ。装飾を極端に排除することで素材感が活きてきます。
デニムはUNIQLOのスタンダードストレートを2サイズアップしてワイドに履いています。「UNIQLOでオススメのアイテムはありますか?」と聞かれることが多いですが、その時によくオススメすることが多いのがこれ。
色落ちのデザインがないのでUNIQLOでも安っぽくなりづらいし、さらにワイドシルエットだとパンツ自体のシルエットもそこまで気にならないので、UNIQLOの弱みが出にくいアイテムだと思います。
全身ネイビーだと流石にスタイルがのっぺりとしていたので、裾をロールアップして赤ソックスをオン。全体の差し色にしました。
たまには色を極力使わず、素材感からコーディネートを組んでみても楽しいかもしれませんよ。