男性のバッグ事情は女性のそれとは様相がかなり異なります。
バッグへの投資が旺盛でラグジュアリーバッグのレンタルサービスも多数存在する女性に比べ、ファッションアイテムとしてバッグを選ぶ男性はあまり多くない印象です。
だからといって男性がバッグに無頓着かというとそうではなく、男性にとってバッグは機能的なアイテムなのです。だから女性のようにたくさんバッグを持たず、自分の持ち物やライフスタイルに合った便利なバッグをいつでも愛用するというタイプの人が多い。
ただ利便性を追求したバッグも良いんですが、その日のコーディネートに合わせてファッションの要素の一つとしてバッグを使い分けるのも楽しいですよ。
2017/10/4の服装
- Jacket:USED
- Shirt:MAISON KITSUNÉ
- Pants:A.P.C.
- Shoes:chruch’s
- Bag:MARNI
- Glasses:Ermenegildo Zegna
打ち合わせが立て込む今日はジャケットとシャツで比較的かっちりとした服装。デニムパンツも色落ちの少ないものを選びました。
Made in Italyの古着のジャケットやMAISON KITSUNÉのオックスフォードシャツ、A.P.C.のデニム、church’sのシューズと全てここ数年ずっと気に入って着ているぼくのマイスタンダードです。
コーディネートのポイントは冒頭でも話した通りMARNIのトランクバック。上質なレザーをふんだんに利用したボリュームのあるバッグで、ぼくがこれまで買った中で一番高価なファッションアイテムでもあります。
かなり存在感あるバッグで日常使いするにはややためらいがありますが、ここ一番気合いを入れたい時などに持つと気分が上がる逸品です。
実は今日の服装は先月紹介したコーディネートとほとんど同じ。それでも品の良いバッグを取り入れるだけでスタイルがぐんとフォーマルに格上げされます。
買うのにかなり勇気が必要でしたが、バッグ一つでここまで全体の雰囲気を変えてしまう存在感はやっぱり唯一無二。歳を経るほど似合ってくるバッグだと思うのでこれからもゆっくりと使い込んでいきたいと思います。
上手くハマればバッグはスタイル印象をガラリと変えてくれるアイテム。いつものコーデに飽きたら一度ファッションアイテムとしてのバッグにもこだわってみてください。