ぼくが5年以上使い続けているアイテムを紹介していく自己満足なコーナー。
こんなに服を買っているぼくでも5年以上使っているものとなるとその数はグンと減ります。でもそのぶん思い出深いものばかり。
今回は今ノリに乗っている国内ブランドのバッグです!バッグの紹介をするつもり、思いがけず昔話が多くなってしまいました。
White Mountaineering BLKライン バックパック
White Mountaineeringのバックパック。White Mountaineering(ホワイトマウンテニアリング)はコムデギャルソン出身のデザイナー相澤陽介氏が2006年に立ち上げたファッションブランド。
最近はパリコレに出典したりadidas Originalやモンクレールなどとコラボコレクションを展開したりと国内で高い注目を集めるブランドです。このバッグは同ブランドの中でも黒をコンセプトに2009年に立ち上げた別ライン『BLK』のバッグです。
購入したのは今はなき『時しらず』なんば店。『時しらず』というショップをどのくらいの人が知っているか気になります。
United Arrowsが運営していたハイストリートをコンセプトにしたセレクトショップで、2011年に代官山店の閉店とともに事業撤退しました。
国内のストリートブランドを中心とした大人なストリートスタイルが格好良く、当時はお金もないのによくお店に通っていました。『INCERTUS』っていうオリジナルブランドを展開していましたね、閉店したときは悲しかった記憶があります。。
少し話が逸れましたが、このバックパックはBLKのファーストコレクションだったので、購入したのはもう6年前から7年前になります。
元はブランドロゴの上に“BLK”のステンシルロゴがあったのですが、今はもう全て剥がれてしまっています。
バッグ自体はPORTER別注のモデルだけあって非常に丈夫。7年使っても壊れたり破れたりする気配は一切ありません。
フロントポケットには白の止水ジップが2本走っています。止水ジップは機能面だけでなくデザイン的にもオシャレで個人的に大好きです。このバッグも黒一色のデザインにアクセントで入る白のラインが格好良い。
浪人時代をともに過ごした思い入れ深いバックパック
このバックパックを購入したのはちょうど高校を卒業してすぐあとの春。おそらく定価5万円くらいした気がしますが、大学受験に落ちたばかりの浪人生だったぼくにそんなお金はなく、親に買ってもらったもの。
浪人時代は毎日大量の参考書を持って自宅から自転車で予備校まで通っていて、それを見た親が「物がたくさん入るから」と前々からぼくが欲しがっていたこのバッグを買ってくれたのでした。
ショルダーストラップもクッションが入っているので、重い物を入れて背負っても肩が疲れにくい。浪人時代は毎日このバッグを背負って予備校まで通っていました。
当時は浪人が決まって結構ヘコんでいたので、今となってはそんなぼくを見た親なりの優しさだったんだなと思います。
結果的に志望校合格という形で、その優しさに少しは報いることができて良かった。もちろんまだまだ恩返しは全然できていないですが。
その後も普段使いや、容量が大きいので旅行の際にもガンガン使っています。上の写真は大学2年生のころ大阪〜名古屋までロードバイクで旅行した時のもの。この時もWhite Mountaineeringのバッグを背負っています。
それ以外にも今の会社の最終面接の際も大阪からスーツにこのバックパックを背負って東京に来たりと、この7年間でめちゃめちゃ多くの思い出があるバックパックです。
今では帰省のときのバッグは毎回これと決めています。これを背負っていると心なしか親が嬉しそうなんですよね。
White Mountaineeringのバックパック / 5年以上愛用しているアイテム#2
#1 BEAUTY&YOUTHのライダースジャケット
#3 foot the coacherの長財布
#4 Gaspard Yurkievichのバックパック
#5 JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS MANのジャケット
#6 70’sのヴィンテージTシャツ