様々な物が安く手に入ってしまう時代。コスパという概念が市場に踊り、値段に相対した価値であらゆるものが評価されるのが当たり前になっています。
価格帯に対して製品を評価し選ぶとき、その人が熱心に見ているのは物そのものではなく値札の方。もし物自体に着目したとしても、確かめるのは値札に記された金額から想定する品質よりもどれだけ優れているか、またどれだけ劣っていないか。
物が安く手に入るということは、お金に縛られずに自由に物が買える選択肢が増えたということ。ただ、気がつけばこうした物の選び方が当たり前になってしまったぼくらは、結局お金に縛られていたのかもしれません。
コスパという一言でたくさんの賛同が得られる世の中で、ぼくはあえて「語る」ということを大切にしたいと思います。それはどっぷりと時間がかかるし、「コスパ」ほど多くの人を振り向かせる力はないかもしれない。それでも語るという行為には人を惹きつける力があると思います。
なぜなら選ばなくても物が買えてしまう時代に、物を選んだ人の語りを聞く。そこには物を通してその人の自身のこだわりや生き方が見えてくるから。
いま選びたいのは「コスパの良い物」よりも「語りたい物」
8月のDRESS CODE.では「語りたい物」を特集テーマにいくつか記事を書いていこうと思います。
- 【2017年春夏】管理人Fukulowの今季コレ、買いました!
- 【カバンの中身】ぼくが毎日持ち歩くものを紹介
- Aging Records vol.1 エイジング1日目
- ファッションアディクトTK氏の今季コレ、買いました!
- この服、ココが好き。
上記のような記事を公開予定です。更新通知はTwitterやLINE@などでお送りしているので、ぜひフォローをよろしくお願いします。