師走に入り、街全体がなんとなく慌ただしく感じる季節。冬の寒さもいよいよ本格化し、厚手のコートとマフラーが手放せない時期になりました。
12月といえばプレゼントの時期。カップルなら大切な人へのクリスマスプレゼント、冬のボーナスが入った方は今年1年頑張った自分にご褒美を検討している人も多いのでは。
今回の記事では、今年の夏から約半年に渡り財布を愛用している日本の革ブランド「Prairie GINZA(プレリーギンザ)」の旗艦店に取材に行って来たのでその様子をご紹介。
クリスマス仕様になった店内には自分へのご褒美に欲しい本格派のコードバン財布や、恋人へのプレゼントに適した革小物などが充実。個人的なオススメアイテムもピックアップしてみたので、実際にお店に足を運んでいるような感覚で記事を読んでもらえれば嬉しいです!
半年使ったコードバン財布
まずは毎回恒例のPrairie GINZAのコードバンエイジング経過報告から。前回の記事から約1ヶ月なのでそこまで大きな変化はないですが、皮革の光沢は少しずつ鈍い輝きに変化しているのを感じます。
さすがに半年毎日使っていると革自体もくたりが出てくるものですが、コードバンに関しては全くその様子はなし。光沢の変化はあるものの革のハリは使い始めからほとんど変わらず、凛とした表情です。
対する牛革を使った内側は色ムラ、スレなど経年変化が大きく見て取れます。比べるとコードバンがどれだけ堅牢なのかが分かりますね。
凛々しい表側を長く保ちながら内側の牛革の変化を感じるという、1つの財布でいろんな楽しみ方ができるのが個人的に気に入っています。これからも長く大切に使っていきたいと思います。
銀座の旗艦店「Le Prairies GINZA」に行ってきた!
さてここからが本題。これまでの記事ではぼくが使っている「ナチュラルグレージングコードバン長財布」を中心に紹介してきましたが、プレリーギンザには他にも多種多様な革小物のラインナップがあります。
今回は東京・銀座にあるプレリーギンザの旗艦店「Le Prairies GINZA」のお店に遊びに行ってきましたので、店内の様子やそこで見つけた気になるアイテムなどをご紹介します。
革製品がずらりと並ぶ開放的な店内
こちらが銀座にあるお店Le Prairies GINZAの外観。銀座駅から5分ほど歩いた場所にあり、大通りに面した通りに軒を構えています。詳細な住所などは記事の末尾に記載。
プレリーギンザの他にもミドル層向けのブランド「GOLD PFEIL」など、同社で展開するあらゆるブランドの製品を販売しています。
窓から日差しがたっぷり降り注ぐ、解放的な店内。財布から小銭入れ、ベルト、バッグなどの革製品が店内一面にずらりと陳列されています。
お店もすでにクリスマスモード。可愛いオーナメントが飾られています。
ここはコードバンアイテムが並ぶゾーン。革特有の香りが気分を高めます。今使っているのと同じシリーズのキーケース、欲しいなぁ。。
Le Prairies GINZAではレディースアイテムも充実。男らしい財布が多いイメージですが、レディースは鮮やかなカラーリングで女性らしいデザイン。
こちらの革をあしらった靴べらは、ちょっとしたプレゼントに人気のあるアイテム。全12色のカラフルな革が可愛いです。
プレリーギンザは財布だけでなくベルトにも力を入れています。ベルトは特に春夏に重要なファッションアイテムの1つ。「暖かくなったらまた一緒に取り組みしたいですね」とブランドの方と話を膨らませました。
それぞれ個性の違う、4つのコードバンシリーズ
Le Prairies GINZAにはコードバンアイテムだけで4つのシリーズが存在。ここまでコードバンアイテムが充実したお店もそう多くないはず。
まずはもっともオーソドックスな「コードバン」という名称のシリーズ。革の裏面を削り出し、磨き上げることにより深みのある透明感を出しています。
こちらはぼくが現在使っている「ナチュラルグレージング コードバン」シリーズの長財布。ナチュラルグレージングという仕上げを施すことで、自然な光沢感を放ちます。
ちなみに写真上の長財布がぼくの使っている財布で、下の二つ折りが同じくナチュラルグレージングコードバンの新品。並べてみると半年でも使い込みによる味が出ていることが分かります。
こちらは「コードバン カラー」というモデル。表革はナチュラルなコードバンを使いつつ、内側をブルーやオレンジなど明るく染めたシープスキンを用いて遊び心をプラス。
例えば表革がバーガンディの長財布の内作りは、このような鮮やかなオレンジ。シンプルな中にちょっと個性を求める人には、こうした裏地で遊ぶシリーズが良さそう。
最後は「ジュエル コードバン」というシリーズで、水染めという手法を持ちいることで表面をガラスのようにクリアな光沢にしているのが特徴。
高級素材であるコードバンですが、Le Prairies GINZAは長財布で3万円〜5万円と比較的手頃な価格。種類も豊富なのでコードバンの財布が気になるという方はぜひ一度お店に訪れてみてください。
Fukulowが選ぶ、革小物のプレゼントコーディネート案
ここからは大切な人にプレゼントをしたいという人に向けて、革小物を中心にプレゼントのアイデアを考えてみました。相手の使っている財布が分かれば、それに合わせる形で小物を選んで贈るときっと喜ばれますよ。
二つ折り財布+小銭入れ
まずは相手が黒の二つ折り財布を使っている場合。二つ折りタイプはカードやお札、小銭で財布がパンパンになりがちなので、同色の小銭入れを贈るのはいかがでしょうか。
手のひらサイズの小銭入れは、ランチやコンビニに行く時などちょっとした外出時に便利。メインの財布もスッキリして見た目も良くなりますよ。
長財布+キーケース
収納力の高い長財布を使っている方にプレゼントするなら小銭いれよりもキーケースの方が喜ばれるかも。ブラウンは色の濃さが製品やブランドによって異なるので、色味を統一するときはなるべく同じトーンのアイテムを選ぶのがオススメ。
同色系で揃えつつ、挿し色で個性的に
革小物にこだわりを持つ人ほど、身につけるアイテムの色味は揃えたいもの。タイプに関わらずお相手が黒の財布を持っているなら、同色系のパスケースもオススメ。
もっともプレリーギンザの「Fusion(フュージョン)」というシリーズのパスケースは同色なだけではありません。
このようにクルッと裏を返すと、鮮やかなレッドカラーとのツートンデザイン。同色系で統一しつつ裏面のレッドを差し色にするという、革小物を洋服に見立ててコーディネートするとグッと個性的に。この組み合わせ格好良いですよね。
個性的なカラー同士でペアルックも
「ペアルックを意識して財布を持ちたい」という仲の良いカップルは、互いに個性的な色合いの財布を一緒に選ぶという選択肢も。2人で財布を新調するためにショッピングデートも楽しそうです。
革製品こそ、お店で直接触れて選んで欲しい
実店舗の様子を色々とご紹介しましたが、個人的に革製品はお店に行って実際に商品に触れて選んで欲しいです。やはり革ごとの繊細な質感の違いや細かい職人芸は、自分の目で見て、手で触れてこそ分かる部分も多いです。
ぜひ店頭であれこれ悩みながら1年間頑張った自分へのご褒美に、また大切な人へのプレゼントを選んでみてください。「あの人は喜んでくれるかな?」と悩みながら選ぶのも、プレゼントの楽しみの1つですよね。
クリスマスシーズン限定のノベルティを読者プレゼント!
そして今回Prairie GINZAより、DRESS CODE.の読者を対象にクリスマスプレゼントを頂きました。
クリスマスシーズンに10,000円以上購入するともらえる、Prairie GINZAのオリジナルキーホルダー。ノベルティながらコードバンレザーを使った豪華なキーホルダーです。
このコードバンキーホルダーを、記事をご覧の読者10名にプレゼントいたします。応募方法は下記の通り。
- FukulowのTwitterアカウント(@yuta_black)をフォロー
- 下記に貼った応募ツイートを公式RT
【フォロー&公式RTでプレゼント🎁】
銀座の老舗レザーブランドPrarie GINZA(プレリーギンザ)より、クリスマス限定のコードバンキーホルダーをプレゼントいたします。
応募条件は添付の画像をご覧ください。当選者は10名なので可能性高いですよー!
参考記事→https://t.co/s8oMAea0ul pic.twitter.com/aGMaIFB5JU— 平岡 雄太@DRESS CODE. (@yuta_black) 2017年12月19日
応募期限は12月25日(月)23:59まで。当選者の方にはこちらからDMをお送りします。当選者10名と高確率で当たるプレゼント企画なので、皆さん奮ってご応募ください!
きっかけは1つの財布から
今回1つの財布をご提供いただいたことをきっかけに、半年に渡って財布のこと、プレリーギンザのことを様々な観点からご紹介していきました。
1本目の記事はご提供頂いたコードバン財布の詳細なレビュー、そしてコードバンという革素材について。写真を中心にその質感をじっくりと紹介しました。
2本目はマネークリップから長財布に変えて感じたことや、ぼくが財布に求めるものについて図を交えて解説。合わせて同世代の人の財布観も取材しました。
そして3本目となる今回は実店舗であるLe Prairies GINZAの取材を行いました。3回に渡る連載でフォトレビューからインタビュー、店舗取材まであらゆる切り口を実践。読者からの反響も良く、プレリーギンザの担当者の方からも大変喜んで頂きました。
連載記事は今回で終了ですがプレリーギンザとは2018年も引き続き、職人の工場見学や共同での製品開発など面白そうな企画を考えています。ぜひ今後の展開に期待していてください!
住所:東京都中央区銀座1丁目14-4 プレリー銀座ビル1F
営業時間:10時30分〜19時00分
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