アッパーがヌメ革でできた「Hender Scheme(エンダースキーマ)」のウイングチップシューズ購入をきっかけに、新品状態からエイジングの様子を定点観測していこうという連載企画「Aging Records」
少し期間が空いてしまい2ヶ月ぶりとなってしまいましたが、ちょうど購入してから120日ほど経過しましたので引き続き経年変化の様子を見ていきたいと思います。本格的に冬になってきて履く機会もどんどん増えてきましたが、依然大きく目立った変化はない様子。
履き込み期間120日目の状態
購入して4ヶ月、120日目の状態はこんな感じでほとんど変化がありません。クリームを塗ったりするともっとエイジングの進行は早くなると思うんですが、前回軽く塗ったらかなり革に染み込んでしまったので、ブラッシングだけで我慢。
全体を見て目立つのはクレープソールの黒ずみと、左足の甲のあたりのピッグスキンがやや色濃くなっていることくらい。
もっとも、よく見ると初日に比べると全体的に色味が濃くなってきているような気がします。
サイドもピッグスキン中央部分が色濃くなってきているのが分かりますね。
あとは履きジワも少しずつ深くなってきています。購入当初はもっと革が柔らかくて履きジワもすぐにつくものだと思っていましたが、案外シワになりにくいです。ピッグスキンにシボ感があるので目立ちにくいのかも。
はき口の周りのブローギング(穴飾り)部分も、新品時の写真とよーく見比べるとやや毛羽立ち出している気がします。
焦らず、じっくり。
2ヶ月前の写真と見比べると変化は少ないように感じますが、新品状態の時と比べると確実に変化が出始めている気がします。というわけで新品状態との比較をスライド式写真で下記に掲載。左側の写真が新品時、右側の写真が120日経過した現在の状態です。
今後も原則1ヶ月に1回を目処に、革の変化に応じて記事にてご紹介していきます。お楽しみに。