クラウドファンディングで700人を超える人からご支援いただき、製品化したキャッシュレス時代の理想の財布「PRESSo(プレッソ)」
ぼくはクラファンが始まる少し前から使っているので、もう半年以上この小さい財布を使い続けています。使用感なども以前記事で詳しくご紹介しました。
スマホでの電子決済やクレカ決済が主流となったぼくの生活では、PRESSoみたいな小さい財布は本当に便利。
最近はMARNIのボディバッグに財布とフィルムカメラだけを入れて外出したり、友人とごはんに行く時なんかはカバンを持たずに財布とスマホだけを入れて出掛けています。
こうした小さい財布を使ったキャッシュレス生活の便利さや気軽さをもっと多くの人に感じて欲しい。
そんな思いでこの度、PRESSoをもっと便利に使えるオプションパーツを開発しました。今回もクラウドファンディングにて先行販売を実施します。
小さい財布の可能性を広げる“最小の小銭入れ”
PRESSoをもっと便利に、小さい財布をもっと使いやすくするためにdripが開発したのがCHIP(チップ)という小銭入れ。
PRESSoを自分で毎日使い、そして購入して使ってくれている人から話を聞いていて感じたのが「小銭ポケットの役割」の多様性。
元は小銭を入れるポケットとして開発したのですが、鍵を入れたり、領収書を入れたり、人によってはSDカードを入れたりと色んな使い方がされていました。
実際にぼくも小銭と鍵をこのポケットに入れています。ただ色んな物を入れ始めると気になるのが小銭ポケットの収納力。
PRESSoの小銭ポケットには6枚の硬貨が入るのですが、鍵や領収書を入れるとどんどん小銭が入るスペースが小さくなります。
そうなるとお釣りなどで大量の小銭をもらったときに、PRESSoには入り切らないという事態が発生していました。
財布とは別で小銭入れを持とうとも考えたのですが、PRESSo自体がかなり小さい財布なので普通の小銭入れだとサイズバランスが合わない。
「せっかく極限まで無駄を削ぎ落とした財布を使っているのだから、合わせて使う小銭入れも極限まで小さくしたい。」
そんな経緯で今回開発したのが、CHIP(チップ)という最小サイズの小銭入れです。
ここからはぼくらが作ったCHIPの特徴やこだわりを詳しくご紹介します!
最小の小銭入れ「CHIP(チップ)」の特徴
手のひらにすっぽりと隠れてしまうほど小さな小銭入れCHIP(チップ)。小さなプロダクトですが、この中にぼくらのこだわりをギュッと詰め込みました。
日本の硬貨に合わせた最小サイズ
PRESSoのデザインテーマは「クレジットカードの最小サイズ」でした。そして今回作ったCHIPは「硬貨の最小サイズ」がテーマ。
1番大きな500円玉がギリギリ収納できるサイズを試行錯誤し、4.5cm四方というサイズに行き着きました。
小さいのに十分な収納力
超コンパクトなCHIPですが、見た目からは想像できないくらいの収納力があります。
最大収納枚数は100円玉なら最大10枚、500円玉なら最大8枚。
これだけ収納できれば、不意に小銭を持つことになった時でも十分対応できるはずです。
小さいのにこんなに収納力がある秘密は、袋縫いという製法によるもの。
これは革を裏面同士で縫い合わせ、最後にクルッとひっくり返して袋状の形を作る縫製方法。同じ大きさでもより大きなマチができるので、小ささと収納力を両立することができます。
縫製はもちろん、縫い終わりにクルッとひっくり返すのも全て日本の職人の手作業。この小さなCHIPをひっくり返すのはかなり神経を使うそう。。(職人さんありがとうございます!)
熟成レザーでPRESSoとの相性抜群
PRESSoを使っている人からもとても評判の良い熟成レザー。ぼくらが革見本市まで行って見つけ出した、希少な素材です。
今回作るCHIPも革素材はこの熟成レザーを採用。すでにPRESSoを使っている方は色を合わせて統一感を楽しむこともできます。
ミニマルなプロダクトは統一感によってよりその格好良さが際立ちます。
ビターなPRESSoに小さなチョコチップを添えるように。そんな思いを込めてCHIPという名前を名付けました。
春らしい新色もリリース!
今回は熟成レザーを使ったモカ・アメリカーノ・ブラックの3色に加え、新色もリリース。
それがこちらのイタリアンレザーを使用した「LIMONE(リモーネ)」と「TOPE(トープ)」です。
シボ感のあるふっくらとした革素材で、熟成レザーと違い経年変化しないぶん汚れや水分に強いのが特徴です。
男性はもちろんのこと、女性にも使ってもらいやすい可愛くて上品なカラーになりました。個人的にトープの中間色がツボです。。
クラファン期間限定でPRESSoの新色も発売!
そして今回CHIPのクラウドファンディング限定で、新色のリモーネとトープを使ったPRESSoも作りました。
明るく発色の良さが魅力な2つの新色。PRESSoになることでより革の面積が大きくなり、その色合いを存分に楽しむことができるはず。
また、期間限定のPRESSoはただ革を変えただけではありません。
本来は外装と内装は同じ革を使っているPRESSoですが、期間限定モデルは内装を明るいベージュのベジタブルタンニンレザーに変更。
鮮やかな新色に合わせて、それを引き立てるようなベージュを採用した特別仕様なPRESSoです。
もちろんCHIPはどんな財布とも合わせて使うことができます。でもやっぱりぼくらとしてはCHIPはPRESSoと一緒に使って欲しい。そんな気持ちから期間限定のPRESSoを合わせて開発しました。
この新色を使ったPRESSoは、今回のクラウドファンディング完全限定モデル。一般販売する予定はありませんので、気になるという方はぜひこの機会にご支援いただければと思います!
ライフスタイルに寄り添うブランドを作る
昨年のPRESSoに続きdrip2つ目のプロダクトとなるCHIP。先日会社も無事2期目を終え、3期目に入りました。
これまでも情報発信という側面からさまざまな物に携わってきたdripですが、今年は物にもっと深くまで踏み込んでいきたいと考えています。
紹介するだけで終わりではなく、そこから自分たちで製品を企画したり、実際に販売したり。ぼくらの目指す世界観をWebだけに閉じず、もっとみなさんの生活のそばにまで届けたいなと思っています。
毎日使う物をアップデートして、ライフスタイルに寄り添うブランドを作る。今年はこれに注力してやっていきたいと思っています。
物を作るということは当然、その分の在庫リスクが付きまといます。今回のCHIPもすでに何百個単位での生産を発注しています。
これまでよりも圧倒的にハードな挑戦ですが、応援していただいている方の期待に応えられるよう、楽しみながら頑張りたいと思います。
CHIPのクラウドファンディングは明日5月28日(日)14時からスタート。皆さんのご支援、よろしくお願いいたします!