今年の春夏はデニムジャケットが気分。
というわけで春前にお気に入りを購入し、早速色々と着回しています。
デニムジャケットはまだ寒さの残る時期にはミドラー(アウターの下に着る羽織り)として、また春めく気温になってきたらアウターとしてとマルチに活躍できる万能アイテム。
この記事ではそんなデニムジャケットについて、ぼくの着こなしを6通りまとめました。
パーカーからニット、シャツまで、デニムジャケットの着こなしの幅広さをご紹介できればと思います。
ぜひ春夏のファッションの参考にしてみてください!
1.スラックスと白Tシャツで作るきれいめストリート
- ・Denim Jacket:BLUE WORK
- ・T-shirt:United Athle
- ・Pants:UNIQLO
- ・Shoes:J.M.WESTON
- ・Glasses:Cutler and Gross
まずは最もシンプルかつオーソドックスな、黒のスラックスに白Tという着こなし。
「結局デニムパンツに白Tシャツが格好良い」と言われることも多いように、デニム素材と白Tシャツは本来的に相性の良い組み合わせ。
これを上半身に応用してデニムジャケットのインナーに白Tシャツを着たら、似合わないはずがありません。
またデニムジャケットはどちらかというとカジュアルなアイテム。
なのでボトムスはきれい目なものを選ぶとバランスが取れて合わせやすいです。フォーマルの定番、黒スラックスなら問題無し。
白Tシャツも黒スラックスも、デニムジャケットの着こなしで迷ったらとりあえず選んで間違いないアイテム。
このコーディネートではその「間違いないアイテム」同士を組み合わせた、鉄板のコーディネートです。
2.シンプルなハイゲージニットで大人のラフさを
- ・Denim Jacket:BLUE WORK
- ・Knit:UNIQLO U
- ・Pants:UNIQLO
- ・Shoes:New Balance
- ・Glasses:Thom Browne
こちらは1つ目のコーディネートからインナーとシューズを変えたバージョン。
グレーニットとNewBalanceのスニーカーでややカジュアルに寄せてみました。
黒スラックスがきれい目な雰囲気の軸を作ってくれているので、多少他のアイテムをブラしても大きく印象が変わりません。
白Tシャツを合わせるとストリート感がありますが、ハイゲージニットだとラフな大人の休日っぽいイメージですね。
色味を黒・グレー・ネイビーと落ち着いたトーンの3色に絞ったのも、大人っぽく見せるポイント。
3.ボーダー+ブルートーンで作るフレンチテイスト
- ・Denim Jacket:BLUE WORK
- ・Knit:rag & bone
- ・Pants:UNIQLO
- ・Shoes:J.M.WESTON
- ・Glasses:Cutler and Gross
全身をネイビートーンにまとめてみました。
ボーダーニットと、見えづらいですが濃紺のコーデュロイパンツ、J.M.WESTONでフレンチなスタイルに。
カジュアルな印象のデニムジャケットでもリジッド(濃紺)生地なら、着こなし次第で落ち着いたイメージにすることも可能です。
合わせやすいスタイルなので、同じようなボーダーニットと濃紺パンツ、革靴で是非トライしてみてください。
きっといい感じにハマってくれると思います。
野暮ったくならないよう、ジャストサイズのアイテムを選ぶことにだけ気をつけて。
4.シャツとチノパンを合わせてデニムを上品に着る
- ・Denim Jacket:BLUE WORK
- ・Shirt:MAISON KITSUNÉ
- ・Pants:STUDIOS
- ・Shoes:church’s
- ・Glasses:Thom Browne
大人っぽい要素をさらに増してみたのがこちらのコーディネート。
チノパンにデニムというアイテムだけ見るとアメカジっぽい合わせ。
そこに細身な全体のシルエット、デニムジャケットのフロントを閉めるなどの着こなしで上品にまとめてみました。
インナーにシャツを合わせたのもピシッとコーディネートが締まったポイントかも。
デニムジャケットはインナーに合わせるアイテムを選ばないので、着こなしの幅が本当に広いです。
5.タートルネックとの相性もバッチリ
- ・Denim Jacket:BLUE WORK
- ・Knit:無印良品
- ・Pants:UNIQLO
- ・Shoes:CONVERSE
- ・Glasses:mykita
インナーに合わせるアイテムを選ばないということで、次はタートルネックニットを合わせてみました。
襟元からニュッと伸びるニットは白系を選べば可愛く、黒を選べばクラシックな雰囲気に決まります。
首が詰まったスタイルなので全体の雰囲気は軽くしたいと思い、ニットの色味に合わせて白スニーカーを持ってきました。
「まだまだ気温は寒いけど春っぽい服装がしたい!」という方にはこんな着こなしはかがですか?
6.王道のパーカーコーデはカジュアルになりすぎないように
- ・Denim Jacket:BLUE WORK
- ・Parka:james perse
- ・Pants:UNIQLO
- ・Shoes:New Balance
- ・Glasses:Cutler and Gross
最後は王道のデニムジャケット+パーカーのコーディネート。
パーカーはフロントジップだとストリートすぎるので、プルオーバーを合わせるのが個人的には好きです。
トップスもシューズもカジュアルなアイテムで揃えたので、パンツは落ち着いたコーデュロイを選びました。
このコーディネートもサイズ感さえジャストを選べば着こなしやすいですよ。細身に細身に。
デニムジャケットの着こなしポイント
ここからはデニムジャケットを着こなす上で、知っておきたいポイントを2つほど紹介。
①インに着るものを選ばず万能!
「デニムジャケットはインに何を合わせれば良いか分からない」という相談をたまに受けますが、意外となんでもいけちゃいますというのが回答。
上の写真でも分かるようにカットソーからパーカー、シャツ、タートルネックまでいろんなものに合わせています。
テーラードジャケットのように生地にある程度厚みがありつつも、フォーマル過ぎないデニムジャケット。
なのでインに着るものはカジュアルに振っても、フォーマルに寄せても大丈夫。
色味だけシンプルなベーシックカラーを選んでおけば、ごちゃつかずに着こなせます。
臆せず鏡の前でいろんなアイテムを合わせてみてください!
②野暮ったくならないよう丈感には注意
着こなしの幅が広いデニムジャケットですが、1点気をつけたいのが丈感。
デニムジャケットの丈感は気持ち短めくらいの物を選び、着こなしの際もインナーに対してジャケットの丈が長くなり過ぎないようにするのがポイントです。
あまり長くなってしまうと野暮ったい感じが出てしまうので、要注意です。
今回ご紹介した6つのコーディネートでも、インナーの長さはデニムジャケットよりも長くなるように着こなしています。
ちなみにどのくらいインナーをジャケットから出すかによっても印象は変わるもの。
上の写真では左から右にかけてインナーの長さが長くなるように並べているので、参考にしてみてください。
左に行くほど大人っぽく、右に行くほど個性的な雰囲気になります。
1つのアイテムだけでこれだけ着回せる
デニムジャケットに関して、着こなしバリエーションからそのポイントまでをご紹介しました。
着こなしが難しそうに見えるデニムジャケットですが、今回紹介したように少なくとも6パターンくらいは着回しが効きます。
もっとも、冒頭で述べた通りデニムジャケットは万能アイテムですが、これは他のアイテムでも同じ。
どんなアイテムも着こなし次第で何パターンにでも着回せるんです。
ですので「最近のファッションにマンネリしている」「新しい服が欲しい!」と思った時は、一度クローゼットの中に眠っている服に向き合って、それらを自由に組み合わせてみてください。
「これ、案外いける!」という新しい発見があるかもしれませんよ。
DRESS CODE.でも今後こうしたアイテムの着回しテクニックは、引き続き記事にて紹介していきたいと思います!
来たる春に向けてファッションを楽しみましょう!