2泊3日の福岡写真旅。前から会いたかった人や、いつも仲良くしてくれている人。そんな会いたい人に会いにいく旅。
朝はそんなに得意な方じゃないけれど、楽しみな旅の朝はいつも目覚ましよりも早起きしてしまいます。
まだ日が昇る前、早朝に家を出て1人空港へ向かう。ワクワクしてはやる気持ちをとどめておけず、おもむろにバッグからカメラを1台取り出した。
CONTAX T3。旅の荷物を持ったままでも片手で撮れる小ささ、朝の静寂を邪魔しない静かなシャッター。東京から福岡へ、ひとりフォトウォークのはじまり。
Scene1 – 朝日が差し込む早朝の駅
通勤時間には人でごった返す駅も、早朝のこの時間はまだ人もまばら。この時間の駅は、人よりも柔らかく差し込む朝日が主役。
Scene2 – 電車に揺られて都心から郊外へ
空港へ向かう特急列車に乗車。高速で変わりゆく風景を見ながら、ここはと思う瞬間を待ってシャッターを切る。
目まぐるしく変わる車窓からの景色の、どこを切り取るのか。自分が試されているような気がした。
Scene3 – 日常でも非日常でもない空港という空間
空港は不思議な場所だ。何が違うというわけでもないけれども、なぜか少し見慣れない違和感がある。雑多に置かれたカートに、どこか海外っぽい空気を感じてカメラを向けました。
Scene4 – いつまで経っても飛行機には慣れないけれど
実は飛行機が苦手。こんなに大きな機体が空を飛ぶというのが、どうしても現実感をもって納得できない。飛行中に少しでも機体が揺れるたびに、いつもドキドキしています。
それでも空いていればいつも窓際の席に座るのは、写真が好きだからなのだと思う。
Scene5 – 晴れの日、ハレの日、福岡
飛行機で2時間弱であっという間に福岡に到着。天気は申し分のないほどの晴れ。ちょっと暑いくらい。
まだ前日だけどみんな既にソワソワしているのが、ネットの投稿からでも伝わってくる。大人になったら入学式も卒業式もないけれど、もしかしてこういうのが大人にとってのハレの日なのかもしれない。
かくいうぼくも浮かれてシャッターが軽くなったのか、移動だけで36枚のフィルムを撮りきってしまった。こんな特に目新しくもない光景も、気持ちが変われば視点が変わる。みんなに会えるのが楽しみだね。
- Camera:CONTAX T3
- Film:FUJICOLOR 業務用 100
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