日増しに暑くなって行くこれからの季節。自宅で飲むコーヒーもホットからアイスへと徐々にシフトいく時期ですね。夏は毎年バニラアイスを冷凍庫に常備しておき、コーヒーフロートを楽しんでいるFukulowです。
夏のコーヒーといえば最近は「水出しコーヒー」が人気ですが、今回は夏のコーヒーライフがもっと楽しくなる『HyperChiller(ハイパーチラー)』というグッズを提供いただいたので記事で紹介。これを使えばホットで淹れた熱々コーヒーがあっという間にアイスコーヒーに変わってしまうという、なんとも不思議なアイテムをなのです!
飲み物を急冷できるHyperChiller!!
『HyperChiller(ハイパーチラー)』は入れた飲み物を急速に冷やしてくれる、タンブラー型の入れ物。熱々のアイスコーヒーを入れると約1分でアイスコーヒーになって出てくるという、それだけ聞くとなんだか魔法のような製品です。
ただ仕組みは意外とシンプル。あらかじめ水を入れたハイパーチラー本体を冷凍庫で凍らせ、その氷と氷の間の層に飲み物を流し込むことで一気に冷やすというもの。
「氷を使えばいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、氷は入れると中の飲み物を薄めてしまいます。ハイパーチラーなら飲み物を薄めずスピーディに冷やすことができるのです。
本体は外側がプラスチック製。ちょっとした花瓶くらいの大きさがあります。
上部の蓋部分から飲み物を流し込み、蓋の右下から飲み物を注ぐという使い方。蓋の中央部分には傾斜がついているので、熱い飲み物を注ぐとハイパーチラーの中にすっと流れ込んでいきます。
蓋を外すと中にはアルミの容器が2つ入った層構造になっています。
ハイパーチラーに水を入れて凍らせる
まずはハイパーチラーを使うための準備から。本体の中の容器に冷却用の水を注いでいきます。この水は直接飲み物に触れることはないので普通の水道水でも大丈夫。ちなみに準備には蓋を3回ほど開け閉めしないといけないのですが、この蓋が結構固くてちょっと疲れました。
先ほどの箱の図でいうと外側と内側の2箇所に規定の線まで水を注ぎ、蓋をして冷凍庫で12時間凍らせます。
12時間後
こちらが12時間経過し中の水がカチコチに凍ったハイパーチラー。この中に飲み物を流し込めば熱々のコーヒーがあっという間に冷たくなるのだとか。
というわけで早速ホットコーヒーを入れて実証開始。1度にハイパーチラーに入れられる容量は約370mlほど。1人分の飲み物としては十分な量です。
ホットコーヒーの抽出が完了したので、いよいよハイパーチラーに注いでいきます。熱々のホットコーヒーとカチコチのハイパーチラー。果たして勝つのはどちらなのか。
蓋から熱々コーヒーを注いでいきます。途中「パキパキッ」と中の氷に亀裂が入る音が聞こえてきます。中では熱気と冷気の壮絶な戦いが行われているのでしょう。
しっかりと1分を計測中。
1分後、冷やし終わった元ホットコーヒーをグラスに注ぎます。
ハイパーチラーは1回冷却した容器で2回分のホットコーヒーを冷却可能で、2回目は2分ほど時間がかかるそうです。(中の氷が最初よりも溶けているので)
1分でアイスコーヒーになった!
注いだコーヒーを飲んでみると、本当に1分でホットコーヒーがアイスコーヒーになっていました!入れるまで熱々だったものが1分でここまで冷たくなるのはすごい。
注いですぐのグラスには冷えている証として、こんな風に結露が発生していました。
ホットコーヒーの香り高い風味がアイスでも楽しめる
飲んでみて冷え具合の次に驚いたのがコーヒーの風味。普通ホットコーヒーをそのまま冷やすと酸味が増して風味が落ちてしまうのですが、ハイパーチラーは急速に冷却することで風味の低下を防げるとのこと。
これは実際に飲んでみて強く納得しました。全く味が劣化せず、入れたままの風味で冷たくなった印象があります。アイスコーヒーはもともとホットコーヒーよりも香りが弱いものですが、ハイパーチラーで冷やしたアイスコーヒーはホットで淹れたように非常に香りが強い。これはなかなか自宅では飲んだことのない味でした。
コーヒーにこだわる人にオススメのグッズ
個人的には冷え具合よりも、ハイパーチラーで作るアイスコーヒーの美味しさにハマってしまいました。実際この製品はホットコーヒー以外にも、常温の水やジュースなど様々なものに使えますが、特にコーヒーをメインに訴求している理由が分かった気がします。
最後に良い点・惜しい点を以下にまとめてみます。
良い点
- どんな飲み物も一瞬で冷やせる
- 氷を使わないので味が薄くならない
- 冷やしたホットコーヒーが美味しい!
気になった点
- 蓋が固いので洗うのが面倒
- 本体が大きく冷凍庫で場所を取る(横置きNG)
- キンキンに冷やすには1分半ほどかかる
という感じでこれからの時期に1つあれば重宝するグッズ。どちらかというよりもオールマイティに使える便利グッズというよりも、コーヒー好きのためのアイテムとしての方が需要がありそうな気がしました。それくらいアイスコーヒーが美味しかった…!
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