「なにか面白いものあるかな。」「今日はあのスタッフさんいるかな?」
服屋でも雑貨屋でもインテリアショップでも、時間があれば目的がなくても定期的に訪れたくなる”行きつけのお店”を持っていた経験はありますか?
ぼくもこれまでの人生でいくつか”行きつけ”だと感じていたお店を持っていました。物を売る・買うというだけの関係を超えた「買わなくてもまた来たくなる」ような場所。
そんな場所をDRESS CODE.上にも少しずつ作っていこうと思います。
ウィンドウショッピングの楽しさ
最近はあまり聞かなくなってしまった言葉ですが、ぼくは昔からウィンドウショッピングが好きです。
欲しいものがあるわけでもなく、何かを買おうと強い意思を持っているわけでもなく、街を散歩しながらお店を回って商品を見たり試着したり。親切なスタッフさんにその商品のバックストーリーを教わり、思いがけず欲しくなってしまうことも。
今はいろんな物がネットを通して買えるようになりました。ただネットショッピングは買いたいものがまずあって、それを自分で検索して最短ルートでショップにたどり着き、掲載されている商品のスペックを見てシステムで注文するのが基本。
便利ではあるけどウィンドウショッピングの持つ偶然の出会いや、人を介するぬくもりがなく、やっぱりリアルと比べると寂しいと感じてしまう部分もあります。
リアル店舗の手触りを残したストア
リアルでの買い物にある気持ち良いまわり道や、人とのつながりを感じる手触り感。オンラインストアを作るにあたり、ぼくが好きなこうしたリアル店舗での買い物体験をコンセプトにしました。
スペックよりもストーリーを
特にネットでは服を買う時にブランド・素材・サイズ・値段などのスペックを重視しがち。もちろんそれらも大切なのですが、ぼくはもっと別の部分で価値を感じて欲しい。
その服のどの部分がどれだけこだわって作られているか、どのように着こなせば良いのか、どんな思いでぼくが買ったのか。目には見えないけどその服に確かにあるストーリーを伝えていければと思います。
なので商品ページは各種スペックも掲載しつつ、基本的に記事テイスト。その服を買わなくても、もっというと売り切れてしまった後でも楽しめるようにしています。
私物販売≠要らないものを売る
ぼくの私物を販売するというと「着なくなった要らないものを売る」というイメージがありますが、決してそうではありません。
もちろん中にはテイストが変わって着る頻度が減った服もありますが、今でもよく着る服を販売に出すこともあります。また販売中の服でも買い手がつくまでは普通に着ることもあります。
単に要らないものの処分ではなく、ぼくのクローゼットの中を共有して、ぼくより必要としている人がいたら手渡すという感覚です。
服に関して、最近はいかに上手く買うかよりもいかに上手く手放すかを考えてる。服を買っていると一定数着なくなる服が出てきちゃうけど、単に売るだけだと服って二束三文なんだよね。必要とする人に上手く渡して、新しい縁を運んできてくれる。そんなポジティブな手放し方ができるようになりたい。
— 平岡 雄太@DRESS CODE. (@yuta_black) 2018年3月10日
購入希望はLINE@でやりとり
購入ボタンを押せば勝手に配送されるのが普通のネット通販ですが、DRESS CODE.のストアは購入までひと手間かかります。
商品の購入を希望する人はLINE@でぼくまでその旨を連絡してください。そこで個別にやりとりしながら発送手続きなどをできればと思います。
販売中の商品は買い手がつくまでぼくが普通に着ていることもあるので、掲載時とは状態が変わっている(着用中に汚れがついた・デニムの色落ちが進んだなど)場合は事前にお伝えします。
また「ここの写真をもっと見たい」「〇〇と合わせるのってどう思いますか?」など、買わなくても商品に関する質問もLINE@で気軽にもらえればと思います。
イメージはお店で購入を決めてレジ手続きや包装中にちょっと交わす店員さんとの会話。事務手続きしながらそれ以外にも色々お話しましょう。
決済はpolcaで
決済は原則フレンドファンディングサービスpolcaを使用します。商品の金額と同額のプロジェクトを作ってURLをお送りするので、そこから支払ってもらえればと思います。(polca側には利用許可の確認済み)
polcaが現状クレジットカード(VISA / MASTER)のみしか対応していないので、該当のクレカを持っていない人は別途LINE@で相談しましょう。
ファッションにおける”行きつけ”の重要性
ふと自分のファッション遍歴を振り返ったとき、転換点となる時期にはいつも”行きつけの店”がありました。
個人経営のお店にお酒を差し入れて一緒に店内で飲みながらファッション談義に花を咲かせたり、お店の取材をさせてもらったり。店と客の関係を超えた1つ1つのつながりのおかげで、ぼくはちょっとずつファッションが好きになっていきました。
今はまだ商品も少ないですが少しずつ内容を充実させ、いつかあなたにとって行きつけの店の1つになれれば嬉しいです。
細々した諸注意など
基本的に自宅でのクリーニング状態で発送
販売する商品はお店でのクリーニングはしていません。自宅でクリーニング(洗濯)をした状態で発送。
クリーニング対応に関しては人によって意見が分かれる部分が多く、ぼくは普通に洗濯した状態であれば店でのクリーニングは不要なので、そのぶん安く服を手に入れたいタイプです。
もっとも気になるという方もいると思うので、その場合は購入時に言っていただければお店でクリーニングしてから掛かった費用を販売金額に上乗せして購入することも可能です。
原則返品不可でお願いします
個人だとなかなか対応できないということもあり、基本的に購入後は返品不可でお願いします。気になる点がある場合は購入前に気軽に聞いてください。
もちろんこちらに落ち度があった場合はその限りではないので、そういう場合は相談してください。