ぼくは普段からほとんどの仕事をiPad Proでこなしているのですが普段使っているのは有料のアプリがほとんどです。
おそらく多くの人はできる限りアプリにお金を払わず、無料アプリで済ませたいと思っているはず。でも逆にぼくは気になったアプリは値段に関わらず息を吸うように購入(課金)してしまうタイプです。
もっとも、個人的にはこれは無駄使いではなくきちんと意義のあるお金の使い方だと思っています。この記事ではぼくが高額でもiPadの有料アプリを購入する理由について述べてみたいと思います。
使っている有料アプリ
まずはぼくが今iPad Proで使っている有料アプリと金額は下記の通り。
- Affinity Photo(2,400円)
- Pixelmator(600円)
- Ulysses(3,000円)
- Noteshelf 2(1,200円)
- Pixave(720円)
- Adobe Lightroom CC for iPad(月額550円)
- Yoink – Improved Drag and Drop(360円)
- Microsoft Word / Excel(月額900円)
- GIFトースターPRO(240円)
- Coda(3,000円)
- Duet Display(1,200円)
- VSCO X(年額2,000円)
- iCloud Drive 200GBプラン(月額400円)
全て合計すると16,570円をアプリに支払っています。中には購入したものの今は使っていないためここに挙げなかったものもあり、実際に払っている金額はこれ以上。
ここからはただでさえ高いiPad Proを購入し、有料アプリにまで高いお金を出している理由を5つ挙げて説明します。
1.iPad Proはもはや仕事道具だから
まずは前提として、冒頭でも書いた通りぼくはiPad Proを仕事でも使っています。というより最近は毎日iPad Proだけを持って仕事をすることがほとんど。
仕事でも使う道具だからこそ作業環境や作業ツールには妥協しないよう、良さそうなアプリには惜しみなくお金を払っています。
2.アプリの可能性はそのままiPadの可能性だから
「iPadは便利」といいますが正確にはiPadは単体だと基本的に何もできません。iPadを使ってメールをやりとりしたり議事録をとったり、地図を見たりするには基本的にはアプリが必要です。
アプリがiPadの能力を拡張し、iPadできることを増やしてくれる。言い換えればiPadの可能性=アプリの可能性ということ。だからこそiPadの能力を最大限まで引き出してくれるアプリは、iPad本体と同じくらい価値があるとぼくは考えています。
無料アプリと有料アプリは圧倒的な差がある
iPadを使いこなすにはアプリこそが大切だと書きましたが、そう考えた時にやはり無料と有料ではアプリの完成度に圧倒的な差があると感じます。
例えば写真を加工・編集して文字を乗せてバナーやサムネイル画像を作るのは複数の無料アプリを駆使すれば可能ですが、Affinity Photoなら1つのアプリで全てが完結します。
写真のレタッチに関しても無料で使えるRAW現像アプリもありますが、LightroomやVSCOならより高度で個性的な編集機能が使えます。
このように無料アプリと有料アプリはできることが同じでも、使える機能の幅と深さが圧倒的に違うという場合がほとんど。高額な有料アプリにはほとんどの場合、高額である理由と納得感がきちんとあります。
3.いつまでも同じアプリ環境で使いたいから
無料アプリが怖いのが、開発者の都合やOSアップデートなどで突然使えなくなってしまうこと。またメジャーアップデートでこれまで重宝していた機能がなくなったり、UIが急に変わって使いづらくなってしまうリスクもあります。
有料アプリでもある程度同じことは言えますが、少なくとも無料アプリに比べると幾分かはリスクは低いはず。
無料アプリは便利なアプリであればあるほど、急に動作すらしなくなってしまうのが怖くて逆に使い込むのが不安になってしまいます。長く同じ環境・アプリを使いたいなら有料アプリの方が安心感があります。
4.アプリを無意味に増やしたくないから
上でAffinity Photoの例を挙げましたが、無料アプリは基本的に機能の幅が狭く、一つの機能に特化したものが多いです。そうなると1つの作業をする際に複数のアプリをまたぐことになり作業が煩雑に。できる作業は極力1つのアプリにまとめる方が効率的です。
またホーム画面にアプリをたくさん置くのも、使いたいアプリが見つけづらくなり非効率。これは完全に体感値ですがホーム画面がシンプルだと思考もクリアになる気がします。
5.アプリ開発者を応援したいから
iPadの可能性=アプリの可能性と述べたように、iPadが今後さらに使いやすくなるか否かはアプリに依るところが大きいです。
iPadが大好きな人間として気に入ったアプリには極力お金を払い、アプリ開発者の支援になればという気持ちで購入しています。ただでさえiPhoneに比べれば利用者も少なく開発優先度も低いはずのiPadアプリ。その分使っているユーザーがしっかりと買い支えられればなと思います。
無料アプリはほかの部分でコストを負担している
無料アプリは本当に無料なのでしょうか。有料アプリを使い続ける中で、ぼくはあながちそうでも無いのかなと思うようになりました。
無料アプリは利用中に広告を見せられたり、機能が制限されていたりと有料アプリに比べると煩わしさがあるのも事実。
なるほどダウンロードして使うための料金は無料ですが、実は無料アプリはお金以外の部分で心理的なコストを負担しているというのがぼくの持論です。
iPadで有料アプリを計算したら2万円くらい使っていた。ぼくが有料アプリを使う理由は
・無料アプリより圧倒的に高機能
・突然使えなくなるリスクが低い
・機能が豊富で色々アプリをDLせずに済む
・広告がなく快適無料アプリは金額以外のところで精神コストを払う必要があるというのがぼくの持論。
— 平岡 雄太@DRESS CODE. (@yuta_black) March 2, 2018
iPadを使いこなせないのが最大の損
ここで書いたような理由からぼくは気に入ったアプリ、よく使うアプリは有料でも積極的に課金するようにしています。
アプリにお金を払うのは極力避けたい人も多いですが、息を吸うようにアプリを買うぼくでもせいぜい2万円弱。
この記事を書いている時点でもっとも安価なiPad端末が37,800円ということを考えると、もっとも避けるべきはせっかく買った高価なiPadを満足に使いこなせないことだとぼくは思います。
これまで有料アプリをあまり使ったことない人は、ぜひ1つでもアプリを買ってみてください。きっと無料アプリにはない良さにたくさん気づくと思います。
次に読んで欲しいのが有料アプリをたくさん使っているぼくが選んだiPad Proのオススメアプリ11選。
・10.5インチiPad Proで使っているおすすめアプリ11選 ー ブログ執筆から仕事まで用途別に紹介
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