新しく発売されたiPhone XS Maxが気になっています。
というのも6.5インチという大きなディスプレイを持つiPhone XS Maxなら、Bluetoothキーボードと組み合わせて外出時の簡易的な作業マシンとして使えるのではないかと思っているから。
まだ購入を決めたわけではないですが、“作業マシンとして”ぼくがiPhone XS Maxに期待していることや懸念点などを記事で整理してみようと思います。
iPhone XS Maxの6.5インチというディスプレイ
iPhone XS Maxの6.5インチというディスプレイサイズは、7.9インチのiPad miniに迫る大きさ。先日Apple Storeで実際に手に取ってみましたが、そのディスプレイサイズには圧倒されました。
ぼくがここで検討している作業とは、原稿執筆やブログの更新が中心。もともとぼくは今使っているiPhone 8でもブログを書く環境を整えています。
iPhone 8に比べてひと回り以上大きなiPhone XS Maxなら、iPhone 8よりもさらに効率的に作業ができるのではないかと考えています。
ランドスケープモードでタブレットのような操作性
iPhone XS Maxを作業マシンとして期待する理由。そしてiPhone XSやiPhone XRではなく、iPhone XS Maxを検討している理由は単にディスプレイサイズだけではありません。
iPhone XS Maxに搭載されたランドスケープモードを使えば、iPhoneをPCやタブレットのような感覚で使えそうだから。
ランドスケープモードはiPhone 7 Plusや8 Plusなど大型iPhoneに搭載されている機能。iPhoneを横向き表示するとアプリのUIも横向き(横長)に最適化されて表示されるというもの。
このランドスケープモードをうまく使えば、iPhone XS Maxの大画面をより効率的に使えるのではないかと思っています。
おー!!Ulyssesがランドスケープモードに対応…!これはXS Max欲しくなる…!!🤤 https://t.co/vOyrcFzwWZ
— 平岡 雄太@DRESS CODE. (@yuta_black) September 21, 2018
ランドスケープモードはアプリ側で対応する必要がある機能。ぼくの愛用アプリUlyssesもこれに対応しているみたいなので、原稿の執筆なんかはサクサク行えそう。
A12 Bionicで申し分のないパフォーマンス
Gori.meの記事によれば、iPhone XS / XS MaxのGPU性能は15インチMacBook Pro 2018の内臓GPUにも匹敵するそう。
Raw画像を読み込んでLightroom CCで現像したりといった作業も軽々こなせるスペック。デバイス性能だけでいえばiPhone XS Max一台で楽々と作業をこなせるほどです。
iPhone XS MaxとBluetoothキーボードでできそうな作業
現在、1本のブログ記事や原稿を書き上げるために必要な作業は下記の通り。
- 1.写真の取り込み
- 2.写真現像・修正
- 3.アイキャッチ・文字入れ
- 4.画像をファイルに仕分けして保存
- 5.写真圧縮・リサイズ
- 6.記事執筆
- 7.微調整
そして今はちょっとした外出時には、iPhone 8とBluetoothキーボードを使って主に記事執筆のみを行なっています。
iPhone 8なら記事の執筆のみでしたが、iPhone XS Maxなら写真の取り込み・現像・執筆くらいまでは全部できてしまいそう。
そうなると明確に「外で作業しよう」という日以外は、MacもiPadも持たずに外出できて持ち物をさらに身軽にできます。
懸念点
ここまで考えてかなり良さそうだなと思ったのですが、いくつか心配な点もあります。
本当に置き換えられるのか
ぼくは割と心配性で、使わないときも万一のためにiPadを持って出かけてしまうタイプ。
いくらiPhone XS Maxで作業環境を構築しても、出かける前に「やっぱりiPadも持って行こう」となってしまっては意味がありません。
その日に応じてきちんとデバイスを使い分けられるのか。この辺はもう少し考える必要があります。
作業する気になれるのか
作業効率というのはデバイス性能だけでなく、“気分”にも大きく影響されるもの。
性能としては申し分ないiPhone XS Maxですが、(ほかのデバイスと比べて)小さなiPhoneで作業する気になれるのかが心配です。
スマートフォンとしての使い勝手はどう?
iPhone XS Maxは作業マシンである以前に、スマートフォンとしての役割もあります。
6.5インチという大きなiPhoneは、日常的に使うのには大きすぎるんじゃないかと懸念しています。バンカーリングを使えば多少はマシになるかな。
場所・端末にとらわれない環境を整えたい
場所・端末にとらわれない作業環境づくりは、ぼくがここ数年ずっと取り組んでいるテーマ。
最近は作業のほとんどをiPad Proで行うようになり、脱PC化はかなりできるようになりました。だからこそ次に目指すのは脱タブレット化。
常に持ち歩くiPhoneで多くの作業ができれば、より身軽で柔軟なライフスタイルが実現できるのではないかと思っています。
先に挙げたように懸念点もあってすぐには難しいかもですが、iPhoneでの作業環境構築はもっと考えていきたいです。