DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます! 当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
iOS10からiPhoneでもRAWフォーマットの写真を扱えるようになりました。
ぼくも最近はブログにアップする写真などは全てRAWで編集しています。やっぱりJPGと比べると加工の幅が段違いで、一度ハマるとやめられなくなりますよ。
RAWの凄さやJPGとの違いは下記の友人のブログが詳しく分かりやすいので、興味がある方は是非読んでみてください。
▶︎RAWとJPEGはこんなに違う。Lightroomの使い方解説!見えない光が見えてくる。|monograph
そんなRAWライフを送っていた時に、ふと『Apple Lightning-SDカードカメラリーダー』でRAWが扱えるのか?という疑問が。
調べても情報が見当たらなかったので自分で試してみました。
結論からいうと『Apple Lightning-SDカードカメラリーダー』でもRAWファイルの転送に対応していました。
個人的にこれはかなり嬉しかったです。
Apple Lightning-SDカードカメラリーダー
Lightning-SDカードカメラリーダーとは、SDカードからLightning端子を搭載したiOS端末に写真データを送るためのアクセサリ。
外観はこんな感じ。
見た目からしてもシンプルというか、もう見た目でほとんど機能が分かってしまうAppleらしいといえばAppleらしいデザイン。
使い方は説明するまでもなく、SDカードをセットしてLightning端子に差し込むだけ。
自動で「写真」アプリが立ち上がり、SDカードの情報を読み取ってiOSデバイスに転送することができます。
なんかこう見るとiPhoneにシッポが付いているみたいで可愛い。
転送できるのはSDカード→iOSデバイスの一方向で、デバイスの方から書き込みは不可。
また転送できるのはあくまで写真のみ。PDFなどのドキュメントは読み取りできません。
RAW画像を取り込んでみる
このLightning-SDカードカメラリーダーを購入したのはもう3年ほど前。
もちろん当時のiOSはRAW画像の取り扱いに対応していませんでした。
そしてiOS10から最新のiPhoneでRAW画像に対応。
ならこのLightning-SDカードカメラリーダーでRAWを送れるのかな?と思いたち、やってみました。
まずはカメラリーダーをiPhoneに接続して写真を読み込み。
ぼくは基本的にRAW+JPGで写真撮影しているのですが、この画面では特にフォーマットは記載されていません。
とりあえずRAW+JPGで撮影した写真を数枚iPhoneに取り込んでみます。
iPhoneの「写真」アプリ内で確認しても、フォーマットがJPGかRAWかは分かりません。
というのもiOS10でRAW対応にはなりましたが、iOS標準の「写真」アプリ自体がRAWに対応していないから。
そこでRAWに対応したアプリから写真を見てみます。
今回はぼくが大好きな写真加工アプリ「VSCO」を使いました。
するとVSCOアプリ内ではしっかりとRAWの文字が!
Lightning-SDカードカメラリーダーは、RAWファイルの転送にも対応しているようです。
撮影方式に注意
少しだけ注意が必要なのが写真の撮影方式。
通常カメラ側では「JPG」「RAW」「JPG+RAW」の3通り撮影方式があります。
しかしiOSでは現在複数フォーマット(JPG+RAW)には対応していないようです。
具体的にはJPG+RAWで撮影した写真は、取り込み時にはRAW画像として取り込まれます。(JPG画像は取り込まれません。)
まとめると記事執筆現在では、下記のような状況です。
- JPGで撮影:JPGでiOSデバイスに取り込み
- RAWで撮影:RAWでiOSデバイスに取り込み
- JPG+RAWで撮影:RAWでiOSデバイスに取り込み
ちょっとややこしいですが、実用上はほとんど問題はありません。
PCなしでRAW画像を処理できるのは嬉しい
というわけでLightning-SDカードカメラリーダーがRAWに対応していることで、PCを全く使わずRAW画像を取り込み・編集することができます。
ぼくは昨年末くらいからiPad Proをメインにブログ環境を整えていて、執筆はもちろん写真の加工もほとんどiOSデバイスで行っています。
iPad ProとSmart Keyboardの組み合わせによって文章を書くことはできるんですが、唯一できなかったのが一眼レフで撮影したRAW画像をPCを使わず直接iOSデバイスに取り込むこと。
今回その問題がLightning-SDカードカメラリーダーによって解決したので、本格的にPCレスでブログを運営する環境が作れそう。
12インチMacBookも十分軽くてコンパクトなんですが、それでもiPad Proの手軽さにはかないません。
最終的には自宅ではMacBook Proくらいのハイスペック機、出先ではiPad Proと使い分けるのが個人的な理想環境。
Lightning-SDカードカメラリーダーのおかげで、理想に少しだけ近づけました。
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