眼鏡ラヴァー注目の新サービス。
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当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
昨年から眼鏡にハマり立て続けに3本購入しています。
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いろいろな眼鏡を試していく中で感じたことは、眼鏡選びはデザインよりもまずサイズ・フィット感が大事だということ。具体的には以下のように服選びの際と選ぶプロセスが逆になることが多いです。
【服の場合】
気に入ったデザインを見つける→自分に合うサイズ(S,M,L)を探す
【眼鏡の場合】
自分に合うフレームを探す→その中からデザインで選ぶ
実際にこれまでサイズのせいで格好良い眼鏡を見つけても、サイズが小さかったりノーズパットが低くて諦めるということが何度かありました。(顔が大きく鼻が低いのは内緒)
しかしそんな眼鏡のサイズ問題をテクノロジーで解決しちゃう、アイウェアブランド発のすんばらしいサービスが始まるのでご紹介します!
これはローンチしたら絶対に試してみたいと思います!
独ブランド『MYKITA』の新サービス
今回紹介するのはドイツのアイウェアブランド『MYKITA(マイキータ)』が始める新サービス。
MYKITAは2003年にドイツで誕生したばかりの新進気鋭のメガネブランド。
「美とテクノロジーの融合」をテーマに、掛けやすく美しいフレームをベルリンにて全てハンドメイドで製造しています。
前衛的なデザインのアイウェアも特徴で、これまでMaison Margiela(メゾンマルジェラ)やBernhard Willhelm (ベルンハルト・ウィルヘルム)など名だたるデザイナーブランドとコラボ商品をリリースしてきた実績も持ちます。
2014年にMaison Margielaとコラボした眼鏡(Photo by ponmegane)
美とテクノロジーの融合を試みてきたMYKITAが先日発表した新サービスが『MY VERY OWN』です。
『MY VERY OWN』で文字通り自分専用の1本を
MY VERY OWN(自分専用)と名付けられたこの新サービスは、3Dスキャン技術を用いて自分の顔にジャストフィットする眼鏡を作ることができるパーソナルサービス。
眼鏡を購入するときは視力測定をしますが、『MY VERY OWN』ではベースになるフレームを選んだら視力測定に加え顔を3Dスキャナーを使って約30秒ほどスキャニングします。
その後採取された自分の顔データをiPadのMVOアプリに表示し、顔とフレームをアプリ上でバーチャルフィッティングしながらカスタマイズして調整していきます。
フレームの太さやブリッジの長さ、ノーズパッドの高さ、テンプルの曲がり具合など様々な要素をミリ単位で調整でき、そのパターンは10億(!)通り以上。
Photo by Difa
さらにフレームやレンズ、蝶番の色も好きなカラーにカスタマイズ可能。サイズだけでなくカラーリングまで含め、まさに”自分専用”の1本を作っていくわけです。
「人の顔はそれぞれ違うのだから、それに合わせて眼鏡もユニークであるべきだ。」
『MY VERY OWN』はMYKITAのそんな考え方をテクノロジーの力で具現化したサービスです。
今春より試験導入・本格展開は秋から
ファッション×テクノロジーの取り組みは近年とても活発で、ウェアラブルデバイスからECサイトのシステムまでいろんなところで活用が模索されているけど、今のところはこうしたパーソナルサイジングの用途が一番現実的かも。
デジタルで新しいファッションを作るというよりは、今あるファッションの不便な部分をテクノロジーで補っていくようなイメージでしょうか。
バーチャルフィッティングアプリの『Fittee』も方向性としてはこっちですね。
そんな『MY VERY OWN』の本格展開は今年の秋以降とのこと。
ただ試験導入は今春からスタートするようで、日本でも表参道の「MYKITA SHOP TOKYO」で春からテスト導入されるみたい。
サイズもデザインも自分の思い通り、世界に1本だけのオリジナル眼鏡を作れるなんて考えるだけでワクワクします。
ぜひ自分試験導入の段階で利用してみたいなー、秋まで待てない!!