個人アプリでこのクオリティとは本当にすごい…!
DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます!
当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
ぼくはニュースジャンキーです。
以前一度記事にしたこともありますが、ブログネタを探すために日々ネットで膨大なインプットをしています。
量でいうと1日に800〜1000記事くらいは目を通しています。
そんな日々の情報収集で必要不可欠なのがRSSリーダー。
これまでは巷でも人気のSylfeedというアプリを使ってきました。
今回Twitterで仲良くさせていただいている「これは!ログ」管理人Jimonさんが、新しいRSSリーダー「パレット」を開発したということで早速1週間ほど使ってみました。
結論を言うと、ぼくはもうSylfeedから乗り換えちゃいました!
おそらく365日使わない日がなかったくらい気に入ってたSylfeedから「パレット」へ乗り換えた理由を紹介します。
1.単記事ビューでサクサクページ送りが可能だから
ぼくがSylfeedを好んで使う最大の理由はこれ。
一つ一つの記事にしっかり目を通しつつも、サクサク取捨選択を行いたいので単記事ビューをワンタップでページ送りできるUIがSylfeedのポイント。
これがパレットとSylfeedの単記事ビュー画面の比較。左がパレットで右がSylfeedです。
パレットもSylfeedと同様、このビューのまま中央下のページ送りボタンをタップすることでサクサク記事を読むことができます。
かなりSylfeedを意識したUIですが、良い点は徹底的に真似るのが大切なことだと思います。
2.カスタマイズでアプリのデザインをイジれるから
パレットがSylfeedと違う点は、高いカスタマイズ性を持つこと。
アプリの機能はもちろん、見た目や色まで自分で設定できるようになっています。
実際にパレットではどんな項目をカスタマイズできるのか、一つずつ見ていきたいと思います。
色を変える
パレットはアプリ内で使われるデザインカラーを変えることが可能です。
このようにプリセットのカラーセットから選んだり、気に入ったセットがなければカラーパレットから自分で細かく色を設定することもできます。
RSSリーダーは間違いなくぼくの中で利用頻度が一番高いアプリ。
今まで使っていたSylfeedはブルーでしたが、自分好みのデザインを設定できれば気分もアガりますよね。
ぼくはブログのテーマカラーでもあるグリーンのカラーセットを選びました!
するとナビゲーションバーなどの色がガラッと変わりました。
もちろんパレットはFeedlyとの連携に対応しているので、Feedlyで作成したフォルダもそのまま引き継ぐことが可能です。
見た目を変える
色の次は見た目のカスタマイズ。
パレットでは記事の一覧表示テンプレートや、文字の大きさなどを変更できます。
記事を一覧で表示する際のテンプレートは4種類から選択可能。
サムネイル画像の表示有無や場所などを自分で設定できます。細かいですが毎日使う上ではこういう痒いところにも手が届くカスタマイズが大事になってきます。
文字の大きさはこのように小数点単位で変更できます。
ここまでこだわる人がいるのかは分かりませんが、この細かさはすごいぞ!笑
3.カスタマイズでアプリの機能までイジれるから
イジれるのは色や見た目のテンプレートだけではありません。
RSSリーダーとしての機能も細かく自分好みに設定することができます。
始めからWebで開くメディア
先ほどもお見せしましたが、これがパレットの記事ページのビュー画面。
基本的にはこのビューをタップしてサクサクっと記事に目を通していきます。
ただ一部のメディアは、RSSで記事の冒頭しか配信していません。
なので上の画像の場合も、記事の続きを読みたかったらアプリ内ブラウザを立ち上げて読みに行く必要があるんですね。
サクサク読みたい時にこの動作はけっこう面倒なんです。
そんな時パレットなら「はじめからWebで開くメディア」という機能を使えば、指定したサイトを最初からRSSではなくWebページで開くことができます。
この機能を使えばタイトルのみ配信や、冒頭のみ配信になっているメディアもこのように全文表示された状態で読み込まれます。
情報収集のテンポを邪魔しない、この機能はSylfeedにはないパレットの強みです。控えめに表現して凄すぎる。
スワイプアクション・マルチSNS投稿にも対応
その他にもスワイプアクションの機能を変えられたり、スワイプアクションの感度を調節することも可能。
細かいカスタマイズに徹底的にこだわっています。
記事ビューで右下のボタンを押せば各種SNSとの連携も可能。
複数SNSへの同時投稿や、投稿のテンプレートも作成できます。これもRSSとしては重要なポイント。
ちなみにSNS連携ボタンタップ後のアクションがマテリアルデザインっぽくてカッコ良いです。
4.Jimonさんがいい人だから
半分冗談のようで半分本気な理由がJimonさんがいい人だから。笑
お会いしたことこそありませんが、ブログやTwitterからでもJimonさんの人柄が分かります。
アプリの初回起動時に「こんにちわ!」という素敵な挨拶から始まるのも素敵。
「このアプリめっちゃ便利!」というのはもちろんですが、「このアプリの開発者めっちゃいい人!」って言われたら使いたくなりませんか?
個人アプリの場合は特にAppStoreの説明分なども含め、このあたりの要素は見落とされがちだけど大事だなぁと思います。
Waaaaay!とかは完全に開発者のブランディングで成功している例ですね。
Houchimin LLC.
価格: 0円

posted with sticky on 2016.2.10
※もちろん改善希望な点も
このように美しく自分に合ったUIでサクサクと記事を流しつつけることができ、情報収集が非常に捗る「パレット」ですが、全ての点が満足というわけではありません。
約1週間の間ゴリゴリと使い倒したぶん、改善希望点もあります。
残り記事数の表示
Sylfeedとの違いとして是非とも実装して欲しいのが残り記事数の表示。
別に残数がわかるから何かあるという訳ではないんですが、終わりが見えないのはちょっとした気持ち悪さがあります。
残りページ数がわからない状態で小説を読んでいるような感じです。
※2016年2月13日追記
Ver1.2のアップデートにて未読件数の表示に対応していただきました!
Jimonさん、迅速な対応ありがとうございました!
記事ビューからRSSビューに戻る機能
もう一つの欲しい機能としては記事ビューとRSSビューを切り替える機能。
またまたSylfeedを引き合いに出しますが、Sylfeedは左下のボタンを押すことで、双方のビューを何度でも切り替えることができます。
パレットでは記事ビューに移行してしまうとRSSビューに戻ってくるボタンがないのがちょっと不便。
というのもぼくはRSSビューの左下についているブクマ数をタップしてブコメを読むことが多いからです。
まずは記事の内容を読み、この記事への反応を見るためRSSビューへ戻ってこのボタンを押すという動作がしたいのですが、パレットではこれができません。
はてなブックマークボタンはそれぞれのメディアごとに設置場所が違ったり、設置してないものもあったりするんですよね。
なのでこのRSSビューの定位置にあるはてぶボタンは個人的に便利だったのでこれは欲しいな。細かい機能ですが。
※2016年2月14日追記
RSS⇄記事の切り替えではありませんが、記事ビューに遷移後「戻る」ボタンをタップすればRSSビューに戻れることが判明しました。
この機能でひとまずは大丈夫そうです。
5.それでも乗り換えるのは改善が圧倒的に期待できるから
乗り換えた理由として一番大きいのはこれです。
実はリリース初期の時点では改善希望点はもっとたくさんありました。
Jimonさんはぼく以外にも複数のRSSヘビーユーザーやブロガーにテスト利用してもらっていたようで、そのテストユーザーからの改善希望はものの1週間ほどでほとんど対応しています。
この爆速対応に感嘆し、将来性も含めてパレットを使い倒そう!と思いました。
普通のアプリだとレビュー欄を通してしか改善要求ができませんが、JimonさんはブログやTwitterもされているので直接声を届けることも可能です。
というわけでぼくは今後、Sylfeedの代わりにパレットを本格的に使ってみようと思います!
RSSリーダーという今ではニッチな市場において、こんな素晴らしいアプリが出てくるのはうれしいですねー。
RSSリーダーとして非常にオススメなのでみんなもパレットを使おう!そして改善点があればガンガンJimonさんに直接ぶつけよう!笑