これは筆箱の新しい形かもしれない。
DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます! 当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
「紙とペンが最強。」
突然ですがこれはぼくが社会人になってすぐの新人研修で、先輩から教わった言葉。
「今はいろんな電子機器があるけど、結局紙とペンが便利だよ」という内容なんですが、キャッチーなワードで今でも鮮明に記憶しています。
実際にどれだけ電子化が進んでも、紙とペンは仕事をする上でも日常生活においても欠かせない最強のツール。
ぼくも常にLAMYの万年筆をバッグに忍ばせています。
ただ厄介なのが、紙もペンも「それ単体では使えない」という点。
紙がなければペンだけを持ってても意味がないし、その逆もまたしかり。紙とペンは互いに切っても切れない関係なのです。
今回はそんなニコイチな「紙」と「ペン」を一緒に持ち運べる、面白い筆箱をご紹介。
エッジの効いた製品で有名なキングジムより、製品を提供いただきレビューします。
ペンを挟む、ペンサム
今回紹介をするのはこの「PENSAM(ペンサム)」という筆箱。
一見すると縦に長い普通のペンケース。
しかし側面をよく見ると、このように仕切りがあることが分かります。
この仕切りは写真のようにガバッと開けるようになっています。
両面にマグネットが付いていて、手を離すと左右がパチンと閉じる仕組み。
このマグネット付きの仕切りによって、いろんな物を挟めるというのがペンサムの特徴です。
「ペンで挟む」から「ペンサム」、分かりやすい名前ですね。
強力な磁石が入っているので、このようにパチンと挟んで落ちることはありません。
こうして紙に挟んで筆箱を持ち運べるので、いざという時に「ペンがない」という事態を防げるのがペンサムを使うメリット。
ペンサムはこんな時に役に立ちます
ここからは日常生活にペンを使うシーンを想定して、ペンサムをいろんな物に挟んでみました。
システム手帳に挟む
まず「これは良さそう」と思ったのがシステム手帳に挟む使い方。
今使っているGANZOのシステム手帳にはペンを収納する場所がなく、これまでは中央の金具のリングにペンを引っ掛けていました。
ペンサムを使えば中のノートに筆箱を挟めて、ペン以外にも色んな物が収納できそう。
薄い手帳ならペンサム自体の厚みが少し気になりますが、レザーの手帳であれば閉じてしまえばペンサムの存在感はほとんどなし。
これでいざメモを取ろうと思った時にペンがないという事態を防げます。
クリアファイルに挟む
次に挟んだのはクリアファイル。
提出する書類などを持ち歩くクリアファイルは、人に渡す際にちょっと書き込みをしたりすることも多々。
資料を出す時に窓口の人から「ここの欄、記入漏れですよ」なんて言われた経験は誰もがあるはず。
そんな時にペンサムを挟んでおけばサッとペンを取り出すことが可能です。
そして便利なのがペンサムを挟むことで、片側が開いているクリアファイルから書類がバラバラ〜っと落ちるのを防げる点。
ペンサムが蓋がわりになるので、安心して書類を持ち歩けます。
本に挟む
最後は本の表紙にペンサムを挟む使い方。
特にビジネス書などを読んでいるときには「これは」と思う一節に線を引いたりする人も多いかと思います。
ペンサムはB6判の単行本サイズにぴったりな大きさで、本に挟んで持ち運ぶのに適しています。
学生だったら参考書などに挟んで持ち運ぶのも便利ですね。
暖かくなってきてたので、バッグに本だけ入れて公園のベンチで読書するのも気持ち良い。
ペンサムを挟んでおけば筆箱を一緒に持ち運ぶ必要がなく楽チン。
パッと思いつくだけでも使い方はこんなに色々。
豊富なバリエーション
ペンサムは色んなシーン・気分で使えるよう、バリエーションが豊富。
大きく下記の4種類をラインナップしています。
- 大容量のスタンダードタイプ
- ジャケットの内ポケットにも入るスリムタイプ
- 机の上で自立するスタンドタイプ
- 薄くて挟みやすいフラットタイプ
今回はフラットタイプとスタンドタイプを提供いただきました。
フラットタイプはレザー素材が使われています。
しっとりとした手触りの良い革で使っていて馴染みが良いです。写真は黒と赤ですが全6色とカラバリ豊富。
発色も良く普通に革小物としておしゃれ。これで税別1,500円なら納得感があります。
スタンドタイプはキャンバス素材が使われています。ジップ周りが白になっていてポップな配色。
このように横に自立するので、机に置いて使う際に中身が見やすくペンを取り出しやすくなっています。
こちらも全6色展開。上の写真の他にシックなブラックと、鮮やかなイエローがあります。
あなたの「使いたい」のすぐそばに。
メモ取りや物書きがどんどん電子化されていき、ペンを使うシーンは昔に比べて随分減った気がします。
今日日、筆箱を持ち歩いている人もそれほど多くはないのでは。
だからこそ筆箱は徐々に「常に持ち歩く」という使い方から「使いたいシーンでのみ持つ」という使い方に変化していくのだと思います。
ペンサムは手帳・クリアファイル・書籍など、ペンが必要になるシーンにスッと溶け込むデザインと機能を持っています。
一見ちょっと変わったアイデア文具に見えますが、実はこれこそ筆箱の新しい形なのかもしれないと感じました。
余談ですがこの「ペンサム」が、”デジタルメモ”と銘打った電子機器「ポメラ」を作っているキングジムから発売されるということに、企業としての一貫性というか、目指すべきライフスタイルが垣間見えるような気がします。
そしてそのデジタルメモ「ポメラ」も、近日中にレビュー予定です。お楽しみに。
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