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PORTERのナイロン生地バッグを自宅で洗ってみた!生地を傷めず汚れが落ちたよ。

メンテで深まる愛情。

DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます! 当ブログを運営するFukulow@yuta_black)です。

いつもDRESS CODE.を読んでいる方ならご存知かもしれませんが、Fukulow愛用のバッグといえばMARNI×PORTERのヘルメットバッグ。

PORTERの定番シリーズ「TANKER(タンカー)」をベースに、カラーリングや細部の仕様をMARNIらしくアレンジしたバッグ。バッグには軽量・丈夫なフライトサテンというナイロン素材が使われています。

その使いやすさから毎日ヘビロテしていたんですが、さすがに2年くらい使っていると汚れがひどくなってきました。
というわけで今回このバッグを自宅で洗ってみることに。

良い感じでキレイになったので、同じくPORTERのタンカーシリーズをお使いの方はお手入れに参考にしてみてください!

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PORTERバッグのナイロン生地に汚れが

まずはビフォーということで、洗う前の状態を確認。
2年ほどかなりヘビーに使ってきたので、よく見ると想像以上に汚れていました…!

お見せするのも恥ずかしいんですが、特にひどいのが裏面。
写真右側の青い方にはよく分からない汚れが付着していて、左側のベージュの方は黒いシミがついています。

汚れを少しアップで。まずは青い方。
食べ物が落ちている床にそのまま置いてしまったのか、でんぷん質が固まってしまったような汚れが付いています。

ベージュの生地の方は油汚れのような黒シミ。ちゃんと落ちるか心配になる汚れです。

 

PORTERバッグを自宅で洗う

さすがにこんなに汚れていたら恥ずかしいということで、このバッグを自宅で洗うことにします。

冒頭でも書きましたがPORTERのTANKERシリーズ(ナイロン生地のバッグ)であれば洗い方は同じなので、参考にしてみてくださいね。

注意:洗濯機で洗うのは絶対ダメ!

まず最初に基本の注意から。
ものぐさな人なら「ナイロンなら洗濯機に放り込んじゃえ」と思うかもしれませんが、これは絶対にNG

洗濯機での洗浄はバッグに過度に力がかかりすぎて、縫製のほつれや生地の縮みなどの原因になります。
これはPORTERスタッフの方も良くないと言っていたので、大切なバッグなら避けるべき。

①準備する物はこれだけ

ここからが本題。まずは洗うにあたって準備する物を紹介します。
とはいっても特別な物はなく、どの家庭にもあるものばかりです。

洗う前に準備する物
  • タオル2枚
  • 中性洗剤
  • 歯ブラシ

必要なものはたったこれだけ。
中性洗剤は食器洗い洗剤などで代用も可能。洗剤の性質はパッケージの裏面を読むと必ず記載されているので、それを確認「中性洗剤」と書かれていればOKです。

②基本は洗剤付きタオルでパッティング

準備ができたら早速洗っていきます!

まずは桶や洗面器に水を張り、その中に中性洗剤を投入。そしてそこに準備したタオルを浸していきます。

洗剤は約10倍で薄めるくらいのイメージですが、正直適当でも大丈夫。ぼくは分量などは特に気にせず様子を見ながら少しずつ洗剤を加えていきました。

水気をよく絞ります。

そうしたらそのタオルで汚れの部分を軽くパッティング(=トントン叩く)して洗っていきます。
ゴシゴシ洗いたくなりますがナイロンがほつれる原因にもなるので、洗い方の基本はこのパッティングで。

特にシミが強いところはグッと抑えて洗剤を中に染み込ませるようなイメージで洗います。とにかく表面を強く擦らないようにするのがポイント。

このように基本的に洗うのは汚れが目立つ部分だけでにし、バッグを全部濡らして洗うのは避けるのが無難です。

③手強い汚れは歯ブラシで

シミ汚れなどはここまで紹介したパッティングである程度落ちてしまいますが、問題はナイロンにこびりついた手強い汚れ。

パッティングだけではなかなか落ちない汚れは、歯ブラシを使って優しく擦りながら落としていきます。

歯ブラシを使う際に注意なのは「ナイロンの網目に沿って擦る」こと。
よーく見るとナイロンにもきちんと網目があり、それに逆らうようにゴシゴシするとこれまたナイロンのほつれの原因になります。

ナイロンの網目に沿って、かつ優しく小刻みに歯ブラシを動かしていきます。
大切なバッグを綺麗な状態で保つためにも、ここは慎重に優しく洗ってください。

④濡れタオルで洗剤を拭き取る

ここまで洗い終わったらタオルをすすいで洗剤を落とし、すすいだタオルでバッグの洗剤を拭き取っていきます。
ここでもまたパッティングをしながら、洗剤を吸い出すようにして拭き取ります。

⑤乾いたタオルで水気を拭き取る

あとは乾いたタオルで濡れた部分の水気をあらかた拭き取ったら作業は終了です!

⑥風通しの良い日陰で天日干し

最後に風通しの良い日陰で天日干し。この状態でも結構綺麗になったのがなんとなく分かりますね。

 

洗い上がりをチェック

半日ほど放置して完全に乾いたので、取り込んで手洗いの効果を見てみましょう。

洗い上がりがこちら。パッと見た感じはかなり汚れが落ちてそうです。

アップでさらに詳しく。青い生地の方についていたでんぷん質のような汚れはだいぶ取れたものの、まだうっすら繊維の奥に残っています。

今回は初めてということで、細心の注意を払って優しく洗ったこともあり少し洗い残しがあったようです。
もう一度洗えば完璧に汚れは落とせると思いますが、かなり目立たない程度にはなったので今回はこれで良しとします。

ベージュの生地の方のシミはキレイに消えてくれました。結構気になる黒ずみだったのでこれは嬉しい。

汚れの落ち具合が分かりやすいよう、スライダーで手洗いの前後を比べてみました。

こうして比べて見るとしっかりと汚れが落ちていることが分かります。
心配したナイロン生地へのダメージもほとんど見られず、お気に入りのバッグがキレイになったので良かった。

 

手入れでいつまでも美しく

PORTERのナイロンバッグは軽量・丈夫でラフに使えるのが人気の一つ。
ぼくも普段からガシガシといろんな物を詰め込んで、気兼ねなく使い倒しています。

ただそれはあくまでも耐久性に優れているだけで、使っているとバッグ自体は汚れてくるもの。
丈夫で長く使えるものだからこそ、こまめな手入れでずっとキレイな状態を維持したいものです。

 

思い入れのある製品を長く使い続けるために

今回はナイロンバッグの手入れの仕方を紹介しましたが、定期的な手入れが必要なのはバッグだけでなく靴や服も同じ。革やスニーカー、シャツのお手入れ方法を紹介した記事もあるので、よければ合わせて読んでみてください。


上の記事では、プロに教わった革靴のお手入れ方法をイチから分かりやすく紹介しています。

こちらの記事では、スーツの着こなしに差が出る、シャツの黄ばみを落とす上手な洗濯方法をご紹介。

こちらでは、あらゆる素材のスニーカーを洗える『JASON MARKK』を使ったスニーカーの洗濯方法を解説しています。

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