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ワクワクを分け分け。『SMYTHSON(スマイソン)』のカレンシーケース。

DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます! 当ブログを運営するFukulow@yuta_black)です。

皆さんはカレンシーケースを知っていますか?
カレンシーケース(currency case)とは英語の表記通り、海外旅行の際などに複数の国の通貨を分けて入れるためのポーチ。

それぞれの国の通貨がごっちゃにならないよう、長方形の薄いケースに複数のポケットが付いているのが特徴です。

今回はイギリスのラグジュアリーブランド『SMYTHSON(スマイソン)』のカレンシーケースを購入したのでご紹介。

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英国王室御用達ブランド『SMYTHSON』

『SMYTHSON』は1887年に設立され、ステーショナリーやレザーグッズなどを展開するイギリスのラグジュアリーブランド。

その品質の高さから本国では英国王室御用達(ロイヤルワラント)の認定を受けています。
このロイヤルワラントを与える資格を有するのは現在、エリザベス女王・エディンバラ公・チャールズ皇太子の3名だけ。

ロイヤルワラント認定を受けたブランドは数百社ありますが、実はこの3名全員からロイヤルワラントの認定を受けるブランドというのは、ほんの数ブランドのみ。

そして『SMYTHSON』はそんな少ないブランドの1社。世界中で愛用されているブランドです。

これが今回購入した『SMYTHSON』のレザーカレンシーケース。

ハガキよりもふた回りほど大きなサイズ感。
左右にそれぞれ独立したポケットが付いていて、区別しやすいようブラウンとブルーの異なる色のレザーに切り替えられています。

表面はシボ感のあるレザーを使用。触ると驚くほどふんわり、もっちりとした質感です。

左右で切り替えられたカラーと、ジップの布地・引き手部分のカラーが互い違いに配されているのがアクセントになっています。

そして裏面にもジップ付きのポケット。ここはグレーとネイビーで切り替えられています。

両面に配された計4つのポケットはそれぞれが独立。色味で収納する通貨を分けて使えるようになっているのです。

紙幣や硬貨を入れる前提で作られているので、厚みはほとんどありません。

 

その機能美に一目惚れ

このSMYTHSONのカレンシーケースを見つけたのは偶然。

なんとなく立ち寄った店内のショーケース内に飾られていたのを見つけ、不思議なデザインだなと感じスタッフさんに使い道を尋ねたのがきっかけです。
カレンシーケースという物の存在を知ったのもこのとき。

ただぼくは海外旅行はおろか、国内旅行自体もほとんど行かない人。普通に考えればカレンシーケースは無用の長物のはず。

ただその機能美に裏打ちされたインパクトあるデザインと、物全体から感じる高級感や洗練された雰囲気がどうしても頭から離れなくて。

「機能美」とは無駄のない構造・機能性を追求した結果に、自然とあらわれる美しさのこと。
ぼくにとってこのSMYTHSONのカレンシーケースは、まさに機能美という表現がぴったりな物でした。

その時はいったん買うのを諦めたんですが、その後に紆余曲折あってついに購入してしまいました。

旅行に頻繁に行くわけでも、今後行く予定があるわけでもないんですが、どうしても欲しくなってしまって。
先日購入した『MYKITA』の眼鏡もそうですが、ぼくはどうやら機能美を備えた物にめっぽう弱いみたいです。

 

カレンシーケース、どう使おうか。

デザインに惚れ込んだものの、特にこれといって使い道を決めずに購入してしまったというのが実際のところ。

ポケットが4つあるのにマチがなくとても薄いカレンシーケースは、通貨を収納するという本来的な用途以外に使うには正直なかなか難しそう。
上質な革で作られているので、厚みのあるものを入れて凸凹になるのも不格好です。

とはいえせっかく買ったからには、その薄さと美しさを損なわずに活用したいと思い色々と試行錯誤しました。
今は一旦こんな感じで使い分けています。

まず1つ目のポケットには制汗シート・無印の歯磨きシート・メガネ拭きのトレシー、あと写っていないですが携帯用の靴べらを入れました。
これらの4点はこれまでも常にバッグに入れて持ち運んでいたアイテムです。

入っているものが分かりやすいよう、ネイビーのトレシーをネイビーのポケットに収納しました。

グレーのポケットにはちょっとしたアイデアやメモを取るためのノート、ボールペン、ふせんを。

ボールペンは銀座伊東屋で購入した「Walkie」という爪楊枝くらい小さく薄いものをチョイス。
こんな小さくて可愛いペンがあったことに驚き。

ノートはフランスのステーショナリー「クオバディス」のバイブルサイズの薄型ノートを選びました。
見えづらいですがミシン目が入っているので、他人にメモを渡したりする際にも便利そうです。

場所を取らないようふせんもノートに貼り付けるタイプで。カンミ堂の「ココフセンカード」を裏表紙にペタリ。

 

裏面、ブラウンのポケットには以前購入した「dodocool」の超薄型のモバイルバッテリーを。
わずか8mm程度の薄さなのに5000mAhの容量を積んでて、Lightningケーブルも収納できる超優秀なバッテリーです。

ブルーのポッケには小銭を。

今年から財布をマネークリップに替えたので、小銭はこれまでズボンのポケットに入れていました。

これからは一旦このカレンシーケースに入れて、帰宅したら取り出して貯金箱に移すようにしようと思います。

そして小銭と一緒に入れたこの小さなデバイスは、忘れ物防止アクセサリーの『Wistiki』

フランス生まれのスマートアクセサリーで、日本上陸イベントに参加した際にいただいたものです。

外出時の必需品が詰まった大切なケース。
WistikiはBluetooth接続時のGPS情報が記録されているので、万が一失くしてしまっても手がかりになります。

またスマホからWistikiの音を鳴らせるので、外出前に「カレンシーケースどこに置いたかな?」と慌てることもなくなるかなと。

というわけで薄いカレンシーケースにこれだけのものが入りました。
全て外出時に必要なものばかりなので、1つにまとめることができて便利。

最初はこの薄い中に4つも物を入れられるかな?と思いましたが、必要なものを整理して少し物を工夫すればすっきり詰め込めました。

あれこれと試行錯誤して、このカレンシーケースに入れるものを選んだり探したりする過程もまた、ワクワクして楽しかったです。

 

バッグインバッグにはもったいないお洒落さ

外出時に必要なものを詰め込んだんですが、バッグの中に収めておくにはもったいないほどお洒落。
こんな風に小脇に抱えるだけで、なんとなく全体に華を添えてくれる感じがします。

ただ、バッグインバッグには惜しいほどデザインが優れているからこそ、これがバッグの中から出てくることによってよりそのデザインが際立つのだとも思います。

 

語りたくなる物をもっと

持ち主にとって物の相対的な価値というのは、その物についてどれだけ語りたくなるかにあると思います。

語るべきことがたくさんある物というのは、それだけ愛とこだわりを持っている証拠。

これからも同じ持つなら、使うなら、そんなこだわりに溢れた物をたくさん選んでいきたい。

このカレンシーケースだって、そのサイズ感の絶妙さやポケットの構造とそこに対して入れる物の順番の工夫などなど、本当はまだまだ語りたいことだらけなのです。

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