DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます！
当ブログを運営するFukulow（@yuta_black）です。
当ブログを運営する上で大切にしているのが「こだわり」
その人のこだわりを持って選んだ物を見れば、持ち主の人となりがなんとなく分かる気がしませんか。
『It’s My Sunday Best』は、そんなファッションにこだわりを持つ人の「とっておきの一品」を教えてもらう企画です。
“Sunday Best”とは［晴れ着、よそゆき］の意。なにげないように見えるアイテムに込められた、その人ならではの思い入れを聞かせてもらいましょう。
今回お話を伺った人
ひろむさん
1989年生まれの新潟県出身。大学を卒業後、福祉用具メーカーに就職。営業職として全国各地に飛び回る生活を過ごす。
ファッションを中心に「いけてる」モノ、コトを紹介するブログ『むーろぐ』の管理人としての顔も持つ。
よく行くショップは恵比寿の『SHELTER』で、好きなブランドはDulcamara、JULIUSなど。
SundayBest第8回目はブログ『むーろぐ』を運営するひろむさん。
Fukulowと同じくファッション系のブログを運営している数少ない同志。
ひろむさんとはブログを始めた時期もほぼ同じで、同じジャンルの記事を書いているということもあり仲良くさせていただいています。
ひろむさんはブログの他にWEAR（@mww）も積極的に発信されていて、アップする写真はどれもおしゃれ。
モノトーンを中心としたスタイルが多いので、センスが合いそうな方は是非見てみてください。
今回はそんなおしゃれなひろむさんにファッションへの思い入れや、服が好きになったきっかけなどを聞いてきました。
「服は鎧のようなもの。着ていると強くなれる。」と語るひろむさんのファッション観、ゆっくりとご覧ください。
Dulcamaraのよそいきジャケット
ーーいつ、どこで手に入れた物ですか？
Dulcamaraのよそいきフェイクカラージャケットです。2015年春夏のアイテムなので、購入したのはおよそ1年半前ぐらい。
恵比寿にあるセレクトショップ「SHELTER」で購入しました。
ーーこのジャケットをSunday Bestに選んだ理由は？
今では服を買う時にブランドの世界観や意向まで知って購入することが多いのですが、そのきっかけとなったのがこのジャケットなんです。
この「よそいきジャケット」というシリーズは「ちょっとそこまで出掛ける時におしゃれをする服」というコンセプトがあって、その考え方が素敵で。
またジャケット自体がゆったりとしたサイズ感で、ユニセックスで女性でも着用できるようになっています。
着る人次第、さらにコーディネートへの取り入れ方次第で、格好良くも可愛くも見せられるという点が、当時の自分にとっては新鮮でした。
ショップスタッフさんにこの「よそいきジャケット」のことを教わって購入してから、自分のファッションの幅が広がったように感じます。
ーー見た目だけでなく、作り手の思いまでを知るようになったと。ただ一方で「店員に話しかけられるのが苦手…」という方も多いです。
ぼくも未だに話しかけられると緊張する時があります。
でも店員さんってブランドの思いを消費者に伝えてくれるというとても大切な役割を担ってると思うんですよね。そういう情報って店員さんからじゃないと聞けないことも多いので。
そういう人の話を聞くと、一つ一つの洋服に作り手の気持ちが宿っていることが分かって、これまで以上にファッションが好きになります。
たくさん試着をさせてくれて、その洋服のこだわりをきちんと教えてくれるのは良い店員さんだと思います。
ーーあなたのDRESS CODEは？
※DRESS CODE=ファッションにおいて意識していること
人とは違う服装をするということです。
ただ自分を良く見せたいというだけなら人と同じ服装をすればいい。
ファッションを手段として捉えるならそれで十分だと思うんですが、僕はファッションそのものを楽しみたいのでそれではつまらないと感じてしまうんです。
なので少しひねりのあるアイテムを中心に、だけども奇抜すぎて全体が破綻しないようにバランスをとることを意識してコーディネートを考えています。
人の目はあまり気にしないですが、服装を含め全体として自分がどういう雰囲気を出したいか。考えているのはいつもそれだけです。
ーーあなたにとってファッションとはなんですか？
僕は洋服をある意味「鎧（よろい）」だと考えています。
自分が気に入って買った思い入れのある服を思い思いに組み合わせて纏うと、いつもより自分に自信が持てて強くなった気がするんです。
もちろん中身のない虚勢ではいけないですが、好きな服を着ていると一歩を踏み出すための勇気が湧いてくる。
そんな人を前向きにする力がファッションにはあると思います。
Sunday Bestを取り入れたコーディネート
ひろむさんらしいモノトーンアイテムを中心としてシルエットで遊びを加えたスタイル。
DulcamaraのオーバーサイズのセットアップやHender Schemeのズックなど個性的なアイテムも、色味を絞ることでさらっと着こなしています。
大きめサイジングでもダボついた印象にならないポイントは足元。
ワイドパンツをクロップド丈にして足首を見せることで、ボリュームにメリハリが生まれています。さらにソックスにだけダークグリーンの色味を使って視線を誘導することでメリハリ感を強調。
ショルダーバッグの肩がけはオーバーサイズなトップスのボリュームを抑えるのにも役立ちます。
重厚感あるコーデ全体の雰囲気を損なわないよう、しっとりとしたレザーをチョイス。
（3連ブレス：TROVE / メタルブレス：NL）
腕には3連ブレスとメタルブレスを重ねづけ。ここでもあえて重さのある物で統一。
取材中にいろんなことを話しましたが、ひろむさんはとてもまるくて優しい雰囲気。そしてお喋りなぼくとは違って口数も控えめです。
そんなことを思い切ってインタビュー中に伝えたところ、ひろむさんは照れながら
「昔から言葉で何かを表現するのが苦手で。だからファッションが好きなのかも。」と答えてくれました。
自分の気持ちを服装に仮託して表現するひろむさんだからこそ、洋服を通じて発信されるデザイナーやブランドの思いに対して、人一倍共感できるのではないかなと感じました。
ひろむさんのSunday Bestは『Dulcamaraの「よそいきジャケット」』
取材のご協力ありがとうございました。
あなたのSunday Best教えてください！
当ブログDRESS CODE.では今後もファッションにこだわりを持つ人のSunday Best（=とっておきの晴れ着）をご紹介していきます！
もしよければ、いま記事を読んでいただいているあなたのとっておきのファッションアイテムを取材させていただけませんか？
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