使って感じたこと、良い点・気になる点など
こんな具合に2週間ほど使ってみて、良い点や気になった点などを中心に感じたことをそれぞれまとめてみました。
- 良い点① アイロン台不要で手軽
- 良い点② 忙しい朝でもサクッと使える
- 良い点③ 失敗が少ない
- 良い点④ パンツのシワ伸ばしが便利
- 気になる点① 大きくて場所を取る
- 気になる点② 本体が重い
- 気になる点③ 襟・袖など細かい部分が苦手
- 気になる点④ 普通のアイロンほどまっすぐにはならない
ひとつひとつ簡単に補足的に説明していきます。
良い点① アイロン台不要で手軽
普通のアイロンは使いたい時にすぐに使えるものではありません。
まずはアイロン台を置くスペースを確保し、アイロン台を取り出して、それからアイロンかけが始まります。
アクセススチームならアイロン台不要で、使いたい時に電源を入れればすぐに使えます。
良い点② 忙しい朝でもサクッと使える
これはぼくの技術力もありますが、アイロンがけにめっちゃ時間掛かるんですよね。
普通にシャツ3枚とかで20分くらいかかってしまうこともザラです。(やっぱこれ遅いですよね?)
アクセススチームは立ち上がりも数十秒、ささーっと服を撫でるだけなのでアイロンに掛かる時間は確実に少なくなりました。
忙しい朝にシャツのアイロンをかけ忘れていても、サクッと使えるのが何よりの利点です。
良い点③ 失敗が少ない
アイロンしていてテンション下がるのが失敗して変な場所にシワをつけてしまった時。
その部分だけまた濡らしてかけ直したりと、失敗するととにかく手間がかかります。
アクセススチームは服を吊るしたまま蒸気で伸ばしていくので、プレス式と違い失敗してシワをつけてしまうことがほとんどありません。
良い点④ アイロンしにくいものにも使える
シャツなどにはもちろんなんですが、個人的に重宝しているのがスラックスやニットなどアイロンかけしにくいorできないもののケア。
ニットなどはアイロンを直接あてられないので、アクセススチームを使えば生地を傷めずにシワ伸ばしができます。
またボトムスのひざ裏などはすぐにシワがいく場所なので、スーツなど毎日洗えない衣服の場合はアクセススチームの出番。
その他にもデリケートな素材や、複雑なプリーツがある服などにもアクセススチームが便利かも。
気になる点① 大きくて場所を取る
アクセススチームは冒頭でも書いた通り、結構大型の衣類スチーマー。
ですので保管時は大きなスペースが必要となり、置く場所に困ることも。
気になる点② 本体が重い
アクセススチームの本体の重さは約900g。
ここに水を入れると1kg近い重さになり、長時間持ち上げてシワ伸ばしをしていると結構腕にきます。
しっかりとした蒸気を出すためには必要なんだと思いますが、これがなかなか辛い。
気になる点③ 襟・袖など細かい部分が苦手
個人的にアイロンの醍醐味?といえば、襟や袖など細かい部分をビシッと伸ばすこと。
ただアクセススチームは「引っ張ってヘッドを当てて伸ばす」が基本なので、細かい部分は面積的に持って伸ばすことができず上手く伸ばすことができません。
あまり無理にフチを持って伸ばしながらスチームを当てようとすると、蒸気が指にかかってすごく熱い思いをするので注意してください。(体験済み)
気になる点④ 普通のアイロンほどまっすぐにはならない
上の比較画像の通り、アクセススチームはかなりの程度シワを伸ばしてまっすぐしてくれます。
ただやはりプレス式のアイロンと比較すると、シワ伸ばしの力では及びません。
これは製品の性質上仕方がないことですし、プレス式にはないメリットもアクセススチームにはたくさんあります。
なので普通のアイロンとしてではなく、別の製品だと考えて使い分けするのが重要。
例えばぼくはビジネス用のシャツはプレス式のアイロン、カジュアル用の服はアクセススチームという感じで使い分けています。
あと乾燥機付きのドラム式洗濯機なら、乾燥後にアクセススチームを当てるくらいで十分まっすぐになりそう。
こんな人にオススメ!
今回あえて気になる点もたくさん書きました。
というのもネットを見ていると衣類スチーマーに関する不満の意見がぽつぽつあったからです。
「何にでも使える万能アイロン」というイメージで買っている人(そういった宣伝の仕方も)が多いと感じたので、そうではなくあくまで得手/不得手がある製品だというのが伝われば。
ただ特定の人や用途には確実に便利な製品だと思います。
まとめるとアクセススチームは下記に当てはまる人にはオススメできる製品です。
- 毎日のアイロン掛けが面倒だという人
- プレス式のアイロンが苦手な人
- アイロン掛けしにくい服が多い人
- スーツではなくカジュアル着が多い人
忙しい人の頼もしい武器、アクセススチーム
上でも書いたようにプレス式アイロンを完全に置き換えることはできませんが、ニーズに合う人にはかなり便利な製品。
忙しい朝にアクセススチームを使っていると、しみじみとその便利さを痛感します。
冒頭にふざけた写真を載せましたが、忙しい現代人にとっては本当に強い武器になる、そんな製品ですよ!