DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます! 当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
ぼくの財布をめぐる環境はここ半年くらいで大きく変わりました。
元々はお気に入りの「foot the coacher」の財布を高校生から8年ほど使い続けていたんですが、2017年の年明けすぐに財布をGANZOのマネークリップに変えたんです。
これまでは紙幣も硬貨もカードもたくさん入る長財布を使っていたところから、マネークリップへと突然の乗り換え。コインケースはありませんし、カードも5枚くらいしか入りません。
思い切った決断のきっかけはApple Payの存在。
iPhone 7から搭載されたApple Payはたくさんのお店で使えて、財布を出す手間もなくストレスフリーな買い物が可能です。
そんな時に急に気になりだしたのがマネークリップという選択肢。
小さくて軽くて必要最低限のものだけを収納し、見た目もスタイリッシュ。あまり見慣れないということも手伝って札やカードを出す所作までがなんとなく格好良く見えます。
今回そんなマネークリップ信奉者のFukulowの元に、マネークリップの商品紹介のご依頼をいただきました。
ご紹介するのはアメリカで人気のメタルウォレット「the RIDGE」というブランドのもの。
最高のこだわりを持って作られているという共通点を除いて、今使っているGANZOのマネークリップとは対極にあるような逸品となっています。
欲しくなる準備は、できていますか?
スマートな男のためのメタルウォレット「the RIDGE」
「the RIDGE」は米国で開発されたメタルウォレット。
日本には2015年7月に上陸したばかりの比較的新しいブランドなので、聞き慣れないという方も多いと思います。
ちなみにDRESS CODE.では上陸当時の2015年7月に一度記事にて紹介しています。
当時は見た瞬間にその格好良さに惚れ込み、すぐに記事で取り上げた記憶があります。
最近では新宿の伊勢丹メンズなどでポップアップストアが開かれていたりと、日本の男性からも高い支持を得ています。
ちなみにthe RIDGEのキャッチコピーは「THE LAST WALLET YOU WILL EVER USE(あなたが使うことになる最後の財布)」というもの。格好良い。
the RIDGEを写真で紹介
the RIDGEはなんといっても無骨で洗練されたデザインと、こだわりの素材使いが特徴のマネークリップ。
ここからは開封から外観までを写真でじっくりとご紹介します。
今回は炙りのようなグラデーションカラーが格好良い「チタニウムモデル」と、初めてのマネークリップでも挑戦しやすい新モデル「ポリカーボネートモデル」をご提供いただきました。
まずはチタニウムモデルから開封。
黒い化粧箱の蓋をあけると、クッションに包まれたthe RIDGE本体が登場。T5トルクスドライバーという付属品は後述しますがthe RIDGEのゴムを交換する際などに使用します。
これがthe RIDGE チタニウムモデル。
「Burnt(焦げ)」という名前の通り、金属を火で炙った際に発生する変色加工が表面に施されています。個性的かつ美しい模様です。
また金属製の本体は高い堅牢性と耐久性を誇り、タフに使い込んでも安心です。
お札は裏面にクリッピング
裏面は紙幣を挟むクリップが付いています。
お札は4つ折りでぴったりと収納できるサイズ。
かなりキツいのでポケットやバッグに入れていてもお札が外れたりする心配はなさそう。
ただお札が財布からむき出しになっているので、気になる方がいるかもしれません。
カードは財布の間に最大15枚収納
the RIDGEは側面がゴムでつながっているので、このように中を両側を開いてその間にカードを入れるようになっています。
実際に持ち歩いているカード類を全てthe RIDGEに収めてみました。ざっと7枚ほど。
公称値では最大15枚入るそうなのですが、確かにゴムの伸縮性が高いのでまだまだ余裕だと感じました。
カードを最大15枚持ち運べる収納力を持っていながら、大きさはとてもコンパクト。というよりほとんどカードの大きさと同じサイズです。
iPhone 7 Plusと比較するとおよそ半分くらいの大きさです。
ゴムパーツは交換が可能
「耐久性の高い金属製の財布だけど、ゴムが先に損耗しそう」と思われた方、ご安心を。
the RIDGEはエラスティックゴムがへたってきたら、有償(1つ1,480円)で交換が可能です。
上位のモデルだとT5トルクドライバーが付属するので、公式ストアで替えのゴムさえ購入すれば自宅で交換可能。
交換方法も公式ストアに動画付きで丁寧に解説されています。
ポップで手軽さが売りのポリカーボネートモデル
次は新発売のポリカーボネートモデルを紹介。
the RIDGEはお札を止める仕組み(クリップorゴムバンド)と素材の違いで数種類が展開されていますが、基本的な作りはどのモデルも共通。
ポリカーボネートモデルはより若い人でもthe RIDGEを楽しめるよう、ポップな4色展開。
1つ8,000円程度と金属モデルと比べお値段もグッと抑えられているので、初めてマネークリップを使う人にもオススメです。
早速開封。ポリカーボネートモデルは通常ゴム交換用のT5トルクドライバーは付属していません。
そのためゴムがヘタってきた場合は、別途交換時に購入する必要があるので注意。
ポリカーボネートというとプラスチック素材の一種。なんでも象が踏んでも壊れないほどの頑丈さなのだとか。
頑丈なのに加え軽量なので様々な場所で使われている素材です。43gと金属モデルと比べても約半分の重さ。
表面はザラっとした手触りで、ブランドロゴが彫り込みされています。
比較用にと4色全てを並べてみました。
どれも発色がキレイで、無骨な金属製モデルとは違いポップな印象です。ビビッドな赤色が気に入りました。
the RIDGEを1週間使ってみて
レビューのため財布を1週間ほどthe RIDGEに置き換えて使い心地などを検証してみました。
もともと既にマネークリップ利用者だったので、今回は他のマネークリップと比べた際のthe RIDGEの特徴を中心にお伝えできればと思います。
慣れるとカードの出し入れが楽
the RIDGEはマネークリップの中でもカードの出し入れに特化した製品。
大容量なのはもちろんですが、反対側の凹み部分を指で押せばカードをスッと取り出すことができる仕組みになっています。
これが慣れるまではなかなか難しいんですが、一度慣れてしまうととても便利。
半日も使っていると目当てのカードをスッと取り出すことができるようになります。実際にぼくが使っているシーンをGIFアニメにしてみました↓
コツは扇型にカードが開くよう少し下側を指で押すこと。そして使用頻度の高いカードは一番下に入れておくと取り出しやすかったです。
ポケットにも収まるコンパクトさ
とても小さいthe RIDGEはポケットにいれて持ち運ぶことも可能。
ぼくは普段からパンツのシルエットが崩れるのを嫌って財布はバッグにしまう派ですが、the RIDGEならポケットに入れても足のラインが気になりません。
ちなみにサイズが小さい分少し厚みがあるので、お尻のポケットではなく前のポケットに入れるようにしています。
お札がむき出しなのはむしろ便利
外観説明の際に「お札がむき出しになっているので気になる人がいるかも」と書きましたが、少なくともぼくにとっては全く気にならないどころか、むしろこれは便利な点だと感じました。
というのも財布を全く開けなくても残金がなんとなく把握できるので、支払い時に「あ、お金下ろすの忘れた…」という事態が防げました。
取り出す時も1枚ずつ抜き出すだけなので、支払いもスムーズです。
GANZOのマネークリップとの比較
実際に1週間使ってみて、これまで使っていたGANZOのシンブライドルレザーのマネークリップと比較してみます。
GANZOが優れている点
- シックで大人っぽいデザイン
- 財布の薄さ
- 収納したカードの一覧性
まず見た目が大きく異なる両者。人によって好みは分かれると思いますがシックな雰囲気はレザー素材を使ったGANZOの方が上。
またサイズは比較して大きくなりますがその分薄さに優れています。
そして収納したカードは上端が見えるので、どのカードがどこに入っているかが開くと一目瞭然。
the RIDGEだと重なって収納されているため、どこにどのカードがあるかが少し分かりにくいと感じました。
the RIDGEが優れている点
- 無骨で男らしいデザイン
- 頑丈な素材使い
- 15枚という大容量なカード収納
GANZOとはテイストが全く異なりますが、the RIDGEもデザイン性が高いことは疑いようがありません。ジーンズなどカジュアルスタイルにもハマる男らしい財布です。
またチタニウムモデルもポリカーボネートモデルも、耐久性はピカイチ。GANZOも丈夫な革製とはいえ、落としても踏みつけてもビクともしないthe RIDGEには敵いません。
そして小さいのにたくさんカードが入るので、普段からカードが多いという人にはthe RIDGEがオススメです。
むしろ財布とは別でカードケースとしてthe RIDGEを持つという選択も全然ありだと思います。
財布は利便性で選ぶ時代から、スタイルで選ぶ時代へ
決済手段が急速に多様化しています。
冒頭で述べたApple Payによる電子決済はもちろん、個人間決済のLINE PAYやAny Payなど現金を介さず支払いを行うキャッシュレス化の流れは今後も続きそうです。
決済手段が変わっているのだとしたら、財布もまた役割・形を変えるのは必然。
孔の空いた半両銭が主流貨幣だったかつての中国では、貨幣に紐を通して持ち運んだと言います。
決済の電子化が進みたくさんの硬貨やカードを必要としなくなった今、ぼくの中で財布を選ぶ大きな基準が実用性からデザイン性・スタイルへと変わってきました。
the RIDGEはそんな時代の流れの象徴するような、スタイリッシュなマネークリップだと感じました。
MacBookやCarl Zeissのレンズ、SMYTHSONのカレンシーケースなどデザイン性に優れたプロダクトと一緒に並べても全く引けをとりません。
the RIDGE、次に財布を買い替える際には是非思い出してみてください。
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