ファッション的な観点から見たApple Watchの魅力はカスタマイズ性。そう感じたぼくはApple Watch Series 3を購入してから、様々な交換バンドを購入して試してきました。
これまで試してきたバンドはサードパーティ製が中心。そしてその多くがApple純正の交換バンドを模したデザインのものでした。
しかし、東京でオリジナル時計ベルトの企画・販売を手がけるDOUBLE PIPING(ダブルパイピング)が販売するApple Watch用交換バンドは、サードパーティ製ながら純正にはない非常にエッジの効いたデザイン。
まるでジュエリーのような、高級感あふれる息を飲む美しさの交換バンドです。今回レビュー用にとブランドから1本ご提供いただきましたのでご紹介します。
DOUBLE PIPINGのステンレス交換バンド
こちらが今回ご紹介するDOUBLE PIPING(ダブルパイピング)のApple Watch用交換バンド。継ぎ目のない1枚のステンレススチールからできた、ラグジュアリーなバンドです。
鏡面磨きによって上品な光沢をたたえるバンドは、主張しすぎないシンプルな外観。ブランド独自のオリジナルデザインで、日本の職人によって1本ずつハンドメイドで作られています。
ブランドロゴは内側に薄く配置し、そのほかに装飾的な要素はなし。ステンレススチールの素材感が活きるミニマルな意匠です。
継ぎ目のないステンレスなので、装着はやや特殊。バンドの一端が溝になっているので、Apple Watch本体に別売りのラグを装着しそこにこの溝を引っ掛けるという仕組みです。
本体に装着してみた図を上から。溝に引っ掛けて固定するという単純な構造ながら、簡単には外れない不思議な作りになっています。装着方法は後ほど別アングルの写真もお見せしますね。
ステンレススチールケースと相性抜群
DOUBLE PIPINGの交換バンドはステンレススチールのApple Watchとの相性が抜群。どちらも似た質感のステンレスなので、まるでジュエリーのような一体感があります。
正面から見てもその一体感は見事。高級感に合わせて文字盤もシンプルでデザインの効いたものを選びたくなります。
そしてサードパーティ製のバンドでぼくが必ず注目する、本体とバンドをつなぐ部分の質感。見ての通りDOUBLE PIPINGのバンドはApple Watch本体とほぼ同じステンレスの光沢や色味。細かい部分にまでこだわって作られているのが分かります。
実際に付けてコーディネートしてみた
写真でバンド本体をご紹介したところで、ここからは実際に付けてみた様子を紹介。
上の写真のようにApple Watchの本体を押し込むと、溝に引っ掛けているバンドが外れて付け外しが行えるようになっています。
コーディネートに合わせてみるとこんな感じ。手元でさりげなく光るステンレスがスタイルのアクセントになります。カットソーやニットではなくシャツと一緒に合わせたくなる上品さ。
付ける前はやや女性っぽさが強いかなと心配しましたが、いざ付けてみると男性でも格好良く使えるデザイン。使い込むうちに小さなキズが入り込むことで、徐々に無骨な雰囲気になってもまた良さそうです。
コートの袖からチラリと見えるだけでもApple Watchが映えます。
バンドのサイズ関して
DOUBLE PIPINGの交換バンドは付け心地も快適で、使っているうちにバンドが外れることも今のところはありません。ただ製品仕様上サイズの調整ができないので、正しいサイズを選ぶようにしてください。
公式サイトによると、サイズ展開は手首周りの外周によって下記の2サイズがあります。
- Sサイズ:手首周り約14-15.5cm
- Mサイズ:手首周り約16-17cm
ちなみにぼくは手首周りをゆとりなくぴったりと測定したら16cmで、Mサイズを選んだところちょうど良いサイズ感でした。ご参考までに。
Apple Watchにワンランク上の高級感を
デザイン・精巧さ・独自性・付け心地など、どれをとっても他のサードパーティ製バンドとは一線を画するDOUBLE PIPINGの交換バンド。
バンド本体の価格は税込み18,360円(ラグとセットは19,340円)と安くはないですが、これほど高級感あるバンドは探してもそう多くはないはず。まさに唯一無二なアイテムなので、この見た目に惚れた人は思い切って購入してみてください。
Amazonでも購入が可能なほか、サイズが心配な方はDOUBLE PIPINGの公式サイトの問い合わせページから相談のうえ、直接購入することもできます。