DRESS CODE.をお読みいただきありがとうございます! 当ブログを運営するFukulow(@yuta_black)です。
「特別な日」と聞くと、皆さんはどんな日を想像しますか?
自分の誕生日、会社での大事なプレゼン、大切な人との記念日、冠婚葬祭などなど、人生には節目ごとに大なり小なり特別な日というのがあります。
もうひとつ質問。「特別な日」に身につけるものはいつもの服ですか?
仕事での勝負の日は特別なネクタイを選んだり、気になる人とのデートではお気に入りの服を着たりと、きっと特別な日にふさわしいものを身につけるはず。
今回は「特別な日に履く靴」をコンセプトにするフットウェアブランド『YOAK(ヨーク)』より当サイトへ、製品紹介用にスニーカーを1足ご提供いただきましたのでご紹介いたします。
日常使いはもちろん、文字通り「特別な日に履く靴」としても、申し分ないクオリティです。
東京発のフットウェアブランド『YOAK』
Photo by YOAK
YOAKは東京発のフットウェアブランド。
2015年の秋冬にスタートしたばかりの気鋭ブランドで、DRESS CODE.では「特別な日に履く靴」というコンセプトに共感し、スタートシーズンより定期的に記事で取り上げています。
「シャツやジャケットに合わせることを前提に作った」というYOAKのフットウェアは、色使い・素材使い共に大人っぽさ漂うアイテムばかり。今回は同ブランドの定番モデルである「ULYSE」を試させていただきました。
製品写真から着用イメージまで詳しくご紹介します。
YOAK定番モデル「ULYSE」
まずは外箱から。ライトグレーの箱の中央に小さくロゴマークが書かれただけのシンプルなパッケージです。
箱を開けると紙に包まれたYOAKのスニーカーが。こちらが「ULYSE」というYOAKの定番モデル。
ヴィンテージのテニスシューズをモチーフにしつつ、細部のデザインやフォルムは現代風にアップデート。クリーンで流行に左右されない、普遍的なデザインです。
アッパーは柔らかい上質な牛革と、フワッとした質感のスエードで切り替えされた高級感のあるデザイン。ふっくらしたレザーの質感は触ると非常に気持ちが良い。
白・グレー・ベージュという淡い色味でさりげなくグラデーションになったカラーリングも素敵です。
「もっちり」という言葉が相応しい、抜群のフィット感
YOAKのシューズは見た目もさることながら、足へのフィッティングがとても良好。靴の内部は豚革を足先まで全体に使用しているので、ふんわりと包み込むようなフィット感です。
さらに取り外し可能なインソールには、厚みのある低反発の形状記憶素材を用いています。クッション性の高いインソールのおかげで、足を入れると「もっちり」とした柔らかい履き心地です。
ちなみにYOAKの靴は少し大きめの作りなので、購入される際はジャスト〜ややタイト目のサイズを選ぶのがオススメです。
ハレの日にも履ける、大人顔スニーカー
YOAKのコンセプトは「特別な日に履く靴」
今回製品をご提供いただくにあたり、直接そのコンセプトの由来について尋ねて見ました。
デザイナーの方自身はラフな格好をすることが多く、かっちりとした靴や服が得意ではないらしいです。
そこで「ハレの日に履けるスニーカーを作りたい」と思ったのがブランドの起源なのだとか。
YOAKの定番モデルであるこのULYSEは、そんなデザイナーの思いが詰まった一足。ボリュームを極力廃したスタイリッシュなスニーカーは、ジャケットスタイルにも合わせられる大人仕様な逸品です。
革靴、スニーカーに限らず、靴を選ぶときに注目するのがトゥの形状。ここが鋭角だとフォーマル色が強くなり、鈍角に近づくとカジュアルな印象になります。
YOAKのULYSEは絶妙な弧を描くトゥのライン。スニーカーの親しみやすさを残しつつもフォーマルウェアにも合わせやすいよう計算されています。
どこから見ても美しいデザイン
ここまでは細部を中心に紹介しましたが、そんな小難しい説明は抜きにしてもこのスニーカーは見るだけで引き込まれる魅力があります。
何枚か写真を撮影したので、ぜひその格好良さを感じてください。
この写真は決して撮影用に持ち出した訳ではなく、YOAKに合いそうな撮影スポットを見つけてつい靴を脱いで撮影したもの。
外で裸足になってスニーカーを撮り始める @yuta_black 。 pic.twitter.com/o6ZXG6a2ko
— 堀口英剛@monograph (@infoNumber333) 2017年4月28日
格好良い製品はついつい写真を撮る側も熱が入ります。撮影している様子は少し格好悪いですが。笑
ULYSEを使ったスタイリング
ここからはYOAKのULYSEを使ってコーディネートを組んでみましたので、写真で紹介。オンにもオフにも使えるYOAKの万能さを感じていただければと思います。
コンセプトを体現したセットアップスタイル
- Jacket:GIORGIO ARMANI
- T-shirt:Maison Margiela
- Pants:UNIQLO
- Shoes:YOAK
- Glasses:Thom Browne
まずは「特別な日に履く靴」というYOAKのコンセプトにしたがって、セットアップスタイルで。
セットアップにスニーカーというと、スニーカーを全体の「外し」として用いることが多いですが、ULYSEはむしろフォーマルスタイルに「馴染んで」くれます。
今回は気持ち緩めのスラックスで合わせていますが、コーディネートが間延びすることなくスニーカーが全体を引き締めてくれています。
端正でクリーンな佇まいは、まさに大人が履くスニーカーです。
ワイドスラックスと合わせてちょっとモードな足元に
- Denim-Jacket:BLUE WORK
- T-shirt:Maison Margiela
- Pants:STEPHAN SCHNEIDER
- Shoes:YOAK
- Glasses:MYKITA
- Watch:DAMUE Custom G-SHOCK
次はウールのワイドスラックスに合わせて、ちょっとモードっぽい感じに。
不思議とYOAKのスニーカーはデニムやチノパンではなく、スラックスと合わせたくなります。そしてゴテゴテさせずにシンプルなスタイルにしたくなるんですよね。
やっぱり足元が決まると、スタイル全体が決まります。
毎日が「特別な日」になる。そんなスニーカー
端正という言葉が似合うYOAKのULYSE。
当初は上で紹介したような、少しフォーマルさが必要とされるシーンで履くことが多かったんです。
ただ履いていくにつれて、その履き心地の良さとコーディネートへの合わせやすさと、白スニーカーを履きたくなる春の陽気とで、登板回数は右肩上がり。
そんな肩肘張って履く必要もないんだと思い直し、最近ではクロップドパンツなんかとラフに合わせて出かけることも多くなりました。格好良くて歩きやすいし、履いていると気分のアガる靴です。
これまでオンライン販売が中心だったYOAKですが、2017年春夏からは一部のストアでの販売も開始したそう。
価格はULYSEで24,840円と、牛革をふんだんに使用し丁寧に作られているスニーカーとしては妥当な価格。なにより、それだけの価値をしっかりと感じます。
ちなみに、YOAKの靴は全てMADE IN JAPAN。
特段日本に固執するわけではなく、デザイナーの方曰く「満足できる品質の靴を作ろうとしたら、日本しかなかった」とのこと。
誰かの「特別な日」に履かれる靴として、品質の追求はもはや当たり前といった様子だったのが印象的です。
YOAKというブランドの靴は最初こそ文字通り「特別な日に履く靴」だと思っていたんですが、今ではそれはちょっと違うんじゃないかと思っています。
そうじゃなくて履いた日が「特別な日になる靴」なんじゃないかなと。
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