クールビズの推進やビジネスカジュアルの普及、さらには会社に属さずに仕事をするフリーランスの増加で、ファッションにおけるオンとオフの境界線が曖昧になってきています。
この動きに合わせて各ブランドも、オンオフ兼用で使えるデザインや着心地のアイテムをリリースしています。
今日ご紹介するYUSHI(遊糸)のブリーフ/ショルダーバッグ「CURRENT」も、そんなオンとオフを自由に行き来できるカバンです。ブランドよりご提供を受けて、実際にバッグを使ってみました。
オンでもオフでも使えるYUSHIのバッグ
バッグについて詳しく説明する前に、まずはYUSHIのバッグをオンオフで使ってみた様子をお見せします。フォーマルライクな四角い形と、遊び心ある配色の絶妙なバランスがこのバッグの魅力。
オフスタイル×YUSHI
まずはオフから。オープンカラーシャツにワイドデニムを合わせた、ゆったりしたコーディネート。ネイビーの帆布素材とアクセント的に使われた牛革のコントラストが可愛い。
ちょっと大きめなサイズもカジュアルコーデによくハマります。
オンスタイル×YUSHI
次はオンスタイル。グレーのセットアップスタイルにYUSHIのバッグを合わせてみました。遊び心ある配色ですが形自体はブリーフケースなので、ジャケットに合わせても違和感なし。
最近はスーツにリュックという通勤スタイルが増えていますが、暑い日でも背中が蒸れないショルダータイプは実用面でもスーツと相性◎
ブラックスーツだとさすがにバッグが浮いちゃうように感じたので、ライトグレーやネイビー、ストライプなどややカジュアルなスーツと合わせるのがポイントです。
YUSHIのショルダーバッグ「CURRENT」
実際に使ってみた際のスタイルを見ていただいたので、ここからはバッグについてさらに詳しくご紹介。
「CURRENT」はしっかりした厚手の6号帆布と牛ヌメ革を使ったバッグ。
持ち手と取り外しできるショルダーストラップがついた、ブリーフバッグとしてもショルダーバッグとしても使える2wayバッグと呼ばれる仕様です。
丈夫で厚手な6号帆布を使用
帆布生地は号数(またはオンス)と呼ばれる規格によって厚さが変わります。YUSHIのバッグに使われている6号帆布は、通常バッグに使われる帆布よりもかなり厚手。
ちなみに6号という厚手の帆布は、キャンバストートの老舗「L.L.Bean(バッグ)」でも使われているそう。
丈夫でゴワッと感のある帆布素材は、使い込むことで少しずつクタッと良い表情になっていきそうです。
使い込みたくなる牛ヌメ革
バッグの底面・持ち手・ショルダーストラップにはオイルを染み込ませた牛ヌメ革を使用。上品で控えめなツヤで、バッグがグッと精悍な印象になっています。
個人的にショルダーストラップが細めでシンプルなのが細かなお気に入りポイント。肩掛けした時もファッションとして邪魔になりません。
PC、書類もらくらく入る大容量
横幅は40cmと普通のブリーフケースよりひと回りくらい大きな作り。サイドギリギリまでジップが走っているので、15インチくらいのPCや書類もらくらく収まります。
中は大きなメインルーム、布で仕切られた書類スペース、側面に小物を収納するポケットがいくつかあります。
実際にぼくがオン・オフで使ったときのカバンの中身をご紹介。上の写真はオフで使った時のもの。この日は
- 12.9インチiPad Pro
- モバイルバッテリーなどが入ったポーチ
- イヤホン
- LEICA M6
- フィルム2つ
といった物を入れてみました。横幅が広いだけでなく意外とマチがあるので、iPad Proとカメラを入れてもまだまだ余裕があります。
深さも30cmあり、12.9インチiPad Proは横にせず縦においても収まりました。
こちらは仕事の日に持ち出したときの写真。
- 12.9インチiPad Pro
- モバイルバッテリーなどが入ったポーチ
- 書類が入ったファイル
- 名刺入れ
休日と入れるものがほとんど変わっていないですが、iPad ProがWIN機のLet’s Noteに変わったり、これに加えてお弁当や水筒を入れる余裕もあります。
広い横幅と出し入れ口の広さで、中に入れたものを取り出しやすいのも使って感じた特徴。
どんなシーンにも使える、守備範囲の広いバッグ
休日のちょっとした外出や、仕事で使うビジネスバッグ、1泊2日くらいの小旅行まで様々なシーンで使えるYUSHIのバッグ。
用途を限定してしまうのではなく、色んなシーンで横断的に使いたいバッグだなと感じました。
- 荷物が多いけどリュックじゃないバッグを探している人
- カジュアルにもビジネスにも使えるバッグが欲しい人
- ちょっとメンズライクなバッグが欲しい女性の方
こんな人にはYUSHIの「CURRENT」がぴったりじゃないかと思います。価格は税込22,680円と、少し良いバッグを探している人なら予算内に収まる価格かと思います。
帆布と牛革という丈夫かつ経年変化が楽しめる素材なので、使い倒してその表情も楽しみたいと思います。
今回紹介したネイビーに他に、ワインというカラーバリエーションもあります。下記のリンクからぜひチェックしてみてください。
そしてmonographでは今回のブリーフケースよりも少し小さなサイズをレビューしています。よりカジュアル寄りに使いたいならこちらも良さそう。